陰陽合気法・人部
人と宇宙全体とが
一つになって輝いていく。
いわゆる「人天合一」ということが
禅密功の大きな目的です。
その、禅密功の完成形がここにあります。
陰陽合気法・人部には
練習以前に日常行なうべきことがいくつかあります。
それらは以下の3つです。
・冷冲熱貫
・零飲倒走
・虎躍風鳴
冷冲熱貫
朝起きたら頭頂部に冷水を受け、夜眠る前に温水に足を浸す。
簡易には、朝は頭部を指先で手早くこすり、夜はてのひらでゆっくり足をなでます。
零飲倒走
冷たい水を少しずつゆっくり飲み、後ろ向きに歩く。
飲んだ水が全身の隅々にまで至ることをイメージします。
後ろ向きに歩くのに慣れてきたら、後ろ向きに歩いているイメージを持ちます。
虎躍風鳴
仰向けの姿勢でゆっくり背骨を反らしてゆるめ、耳の穴に指を入れて動かしその音を聞く。
後頭部と臀部、あるいは後頭部と踵で支えて背骨を反らします。
指はゆっくり様々に動かし、その霊妙な音に注意を集めます。
人部に共通しているのは、
人為を打ち消し、徹底的に元々の自然に戻っていこうとすることです。
日常から後ろ向きに歩いたり、背骨を逆に反らせたりということで、
本来の感覚を取り戻していくのです。
これらの準備は「儀規」と呼ばれています。
人部の「正功」は、大きく5つのプロセスに分けられます。
・肉中肉
・気中気
・息中息
・五心通
・大円満
個々の詳細にはふれませんが、
宇宙全体の輝きと私の輝きとが一つになって広がっていくことが
この気功の特徴です。
このところ、夜空が美しい日が続いています。
星々を眺めて、その光と一つになるようなつもりで、
少しぼーっとするのも良いかもしれません。
「大円満」とは
別名「大手印(マハームドラー)」と呼ばれ、
真に自在な境地を得るための方法です。
明日の「気功の神髄」講座では、
その境地にできるだけ肉迫していきたいと思います。
ただやり方の解説をするのではなく、
その境地への誘導を第一に考えて進めていきます。
「気功の神髄」も残すところあと2回。
皆勤賞は何にしようかなあ。
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