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気功の学校・氣楽編五

「一事実」と並んで一燈園のありかたを示す短文に
「光明祈願」があります。

この「光明祈願」には「暫定」と記されていて、
その解説には「不二の光明は宇宙に遍満する陽光の如し。物あり、之に触れて色々の光を発す。光明祈願は即ち起稿者識界の現象に過ぎず。添すべく、削すべく、正さざる可からず、改作又不可なし。暫定と名づくる所以なり。」と書いてあります。
この「暫定」というのはいいなあと思い、気功協会の「会員の心得」を作った時に暫定としました。
興味のある方は「入会のしおり」に書いてありますのでご請求ください。

光明祈願は5つの文からできていて、
その第1文は「不二の光明によりて新生し、許されて活きん。」、
第2文は「諸宗の神髄を礼拝し、帰一の大願に参ぜん。」とあります。
こうした一文一文にもまた天香さん自身が解説を記していますが、
第2文の解説の中に「別に一宗を立てず、単に一派に偏らず、古今聖者の光を仰ぎ徳を頌し、その遺されたる事業を成就せんことを期す。」と記されています。
この文章に出会ったのがちょうど気功協会という新しい集まりを立ち上げる時だったので、私なりに気功にあてはめて解釈させてもらいました。
不二の光明とは、気功で言えばあるがままの自然の働き、それも自分のからだの中に元々あるものと言えます。その原点に立ち返って、活動自体も無理に背伸びをしたり、新しい何かを創り出そうとするよりは、気功の原理と同じように無理のない自然の働きにそった活動をしていこうと心に決めたのです。
実を言うと、これはなかなか勇気のいることでした。
それは、一般的な組織や経営の考えとはまったく違っていたからです。

そこにぴったりはまったのがNPO法人という新しい法人の形でした。
NPO法は、阪神淡路大震災でのボランティアグループの目覚ましい活動が注目され、今まで法人格のなかった市民グループにも法人格を与えて、市民による自由で主体的な社会貢献活動を活性化させていくことを目的に創られた法律です。
気功協会がNPO法人という活動のスタイルを選択したのは「自然の原理にかなった活動」を自由に選択することができ、そうした自然の原理そのものを社会全体に広げていくことに大きな意味があると感じてのことでした。

また従来の中国的な気功観もその全体を一つにまとめながら新しいものにしていく必要があることにも気付いていました。
「別に一宗を立てず、単に一派に偏らず」というのは心にピタッと来ました。
シンプルに「気功協会」という名前に決めたのはそのためです。
これもなかなか勇気がいることでした。
別に一つの「なんとか気功」を創ることは自分の責任だけですから簡単ですし、
一つの流派だけを代表してやることも先生の言う通りにすれば良いのですから簡単です。
またなんでもありで矛盾を矛盾のまま放置しておくことも簡単です。
目指すのはそのどれでもない、共通の基本原理を整理し、共通の神髄を求めていくことでした。
それは6年経った今具体的な形になりつつあります。

当時は暗中模索、そこに劉漢文先生や長谷川淨潤先生との出会いがあったのです。(つづく)

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