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October 2006

気功の学校・気楽編 12

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今、営業をしています。
京阪神の大きな書店を自分の足でまわり、
フロアの担当者と名刺交換をして、
気功協会で作ったオリジナルしおりを
レジ横に置いてもらっています。

しおりの柄は4種類。
ピンク色と、ふわふわした白(メレンゲ)色の2色。
『うごいてやすむ』(春秋社)の売れ具合を確認しながら、
前著『気功入門』の在庫もチェックして、
品切れなら追加の発注をかけてもらうよう
お願いしています。

会員さんからも、どこどこの書店に何冊あった、という
情報が入ってくるので、
在庫過少になれば春秋社の営業さんに電話して、
プッシュしてもらっています。
こうした営業の成果もあって、
関西では特に良く回転しているようです。

NPOは営業をしないものと誤解されやすいのですが、
NPOにこそ営業はなくてはならないものです。
 「市民が行う自由な社会貢献活動」というのが
NPOの定義です。
つまり、自分たちの利益を越えて、
みんなの役に立つ仕事を自由自在に進めていくことが
NPOの使命なのです。
すると、そこに自ずと積極的な営業活動が生まれてきます。

営業とは文字通り、業を営むことですから、
何もお金の動くことばかりではありません。
かといってお金が動かない訳でもない。

お金は、活動をスムーズにするための潤滑剤。
なければないで動けないことはないが、
動きがとりにくくなる。
また、たくさんあれば良いかと言うとそうでもなく、
ありすぎればまた、お金の処理のための
膨大な作業が運営を悩ませます。

お金のために仕事をするという発想ではなく、
本来やりたいことを自由にしていく。
その中でお金は自然に回っていく、という形が
良いのではないかと思っています。

最近、「Mac Book基金」という募金を募って
最新のノートパソコンを一台購入しました。
旧暦の七夕の日にスタートして、9月の初旬に
満額の約20万円が集まりました。
これはなかなかない、
すごいことだなあと実現してみて思いました。

みなさん信頼を置いて、
このMac Bookから生み出されてくるものに期待をかけている。
それも自分の利益のためではなく、
全体の役に立つもののために心が動き、
それが形となったのです。

私たちが毎年納めている会費も、
何らかの対価を求めるものではなく、
活動を支えるための寄付という扱いになっています。
つまり、会の趣旨に賛同して
公益を支えていこうという有志が
会員(法上の社員)なのです。

でもそれはとても忘れやすいので、
こうして思いが形になってみると、
心にジーンとくるものがあります。

 本も出すだけでは無責任。
この本を必要としている人の手に渡るようにと、
著者(ちょしゃ)の営業活動は止まないのです。

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北海道へ

Utasai_1


11/3〜5の三連休。

北海道・黒松内町、歌才自然の家で
新刊『うごいてやすむ 幸福になる気功』の
核心部を学ぶ合宿をすることになりました。

今回は比較的少人数なので、
個人指導レベルに近い
密度の高いことをしていく予定です。

目的はとてもはっきりしています。
それは、
参加される方の生活の幸福です。

それをどのように実現していくか、
北海道の大自然、
北限のブナ原生林の中で、
その生命の原初的働きに直接ふれ、
体の中に眠っている生命の働きそのものを目覚めさせていきます。

「赤ちゃんは喜びながら生まれてくる」
北海道二風谷の青木愛子フチは代々の産婆で
医術にも透視力にも優れた方でしたが、
そのことをはっきりと言っています。

私たちは、その原点に還りさえすればいいのです。
その先天の世界へと。

ここで予定しているプログラムは
意識を対象にしたものではなく、
潜在意識レベルの変化を誘導していくものです。
それは、人間の行動を決めている大部分が潜在意識だからです。

幸福になりたいと頭でいくら思っていても幸福への道は遠い。
ところが、潜在意識の中にそのことがストンと落ちると、
その瞬間から
幸福はすぐそこ、もう手の届くところにあるのです。

これは、気功の一番大切な原理なのです。
ポイントは体の変化です。
潜在意識の大部分は私たちの体そのものなのです。

その体の中でも中心になるのが背骨。
背骨のしなやかな動きを取り戻していくことから、
全体のプログラムがはじまり、
次に、
意識と潜在意識の橋渡しをていねいにしていきます。
そして道が通ったら、
潜在意識の中に種まきをします。

少人数で、時間もたっぷり。
そして、目標とそのための方策が
とてもはっきりしていますから。

これは今までの合宿の中で、
最も素晴らしい合宿になると予感しています。

ただし、幸福になりたくない方の参加はご遠慮ください。

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尼崎市講座

Amagasaki

10/21(土)
尼崎市スポーツ振興事業団の主催で、
健康講座「気功 うごいてやすむ」が開催されました。
定員の50名が集まり、90分の講座はあっという間。
「うごいてやすむ」という
緩急自然のリズムを育むことの大切さから入り、
特に、ゆるみつつ動くという気功の特徴的な動きを、
「ふりこ」、「波」で体験していただきました。

最近の若者のズボンと性の余剰エネルギーの話に
興味を持たれた方もありました。
打ち込める何かが無いから、
スボンを下げることで、我ここにあり!と
自分の存在をアピールして、性を昇華させている訳です。
それは、立派でありたい、注目を集めるような人でありたいという
無意識の欲求の現れと言えますが、それならそうで、
もっと別な方向にエネルギーを向けるように導くことが
大人の役割です。

やり過ぎということの背後には、
ほとんどと言ってよいほど、余った性がからんでいます。
それが、意識でコントロールできるものなら簡単なのですが、
こうしなければと思うほどに、その逆の方向へ向かって行動してしまう、
それも過剰にそうしてしまうような心の仕組みがあるから、
いろいろと難しい問題が生じてくるのです。

その解決の糸口を今回は背骨の動きということから説き、
内からの動きを引き出すというところに焦点をあてて実習を進めました。

なかなか楽しい講座でした。

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穴追いのてあて

秋の涼しい風が吹き始めたら
頭部の穴追いのてあてをする。

9月の終わりあたりから11月の始め頃までは特に
心身ともにかなり大きな変化があります。

気功協会でも
去年の秋から、穴追いに取り組み始め、
今年は9/18に初めの穴追い講座
「感覚を磨く てあて」を開催。

受講者の方から
「すごく効きました。というか効き過ぎです」
というメールをいただきましたが、
野口晴哉さんも
「操法の中で最も激しい変化をもたらすのは穴追いです。」
と言っています。

ここ数日。
穴追いがとてもうまくいっています。
頭に軽くふれているだけでも、
どんどん変化があります。

ふと手の行くところに、
軽く指でふれるだけでもいいのです。
じわーっとゆるんできて、頭皮が変化しますから、
ぽかんとしてその変化を追います。

10/25に事務所で「穴追いのてあて」を実習します。
また、10/29(日)は京都山科で「穴追いライブ」をします。
このあたりが、穴追いのをする今年のいちばんいいタイミングに
なるのではないかと思っています。

体を整えるなら今のタイミングに穴追いのてあてがおすすめです。

穴追いをすると、
気の感覚が磨かれ、
健康度がグンと高まっていきます。


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深く眠る2

本日コープこうべでの講座は24名の参加。

「深く眠り、心地よく目覚める」
をテーマに、
今までにない、深みのある入門講座になりました。
新刊『うごいてやすむ』の中身にそって、
講座は進みましたが、
比較的少人数でしたので、
ひとりひとりを観ながらすすめられたことが
結果としてとても良かったです。

講座の後に、
神戸岡本の中国茶店Yuddyでお昼を食べ、
お店に本のしおりを置かせてもらいました。

その後、
大阪梅田に出て、旭屋書店、ブックファースト、ジュンク堂と
大型書店を三店周り、
それぞれしおりをお渡ししてきました。

とても嬉しかったのが、
紅茶を買いに立ち寄った
堂島のムジカ。
店主の堀江さんが、
とても気持ちよくしおりを受け取っていただいたばかりでなく、
「本を買ったお客さんに、ムジカのしおりと一緒に入れてあげますよ」、
「有効に活用させていただきます」。
と言っていただいて、本当に嬉しかったです。
『うごいてやすむ』のしおりが欲しいなあと思われた方、
ぜひムジカに行って美味しい紅茶を楽しんできてください。
とてもいいお店です。

おまけ。

ムジカでいただいたフリーペーパーに面白い記事が載っていました。
「睡眠問題による経済損失 なんと年間3兆5000億円!!」
日大医学部の内山教授が詳細なデータを元にはじめて算出したものだそうですが、
この試算では、労働者の睡眠問題からの作業効率の低下、欠勤、遅刻、早退、睡眠に原因のある交通事故などが算定の対象となっています。
しかし、睡眠の問題は、健康のバロメーターとも言えるもので、誰もが簡単な方法でよい睡眠状態を作り出すことができれば、おそらく医療費を現在の半分以下に減らすことができるでしょう。

そう考えると、今日の講座の値打ちはいくらぐらいに算定できるのでしょうか。
また、『うごいてやすむ』の経済効果はどの程度のものになるでしょうか。

ともかく、眠りを深くすることはとても大切なことです。

眠りに興味がある方は
野口晴哉著『体運動の構造1』(全生社)を
お読みになってみてください。
全生社のサイトから購入できます。
この本は『うごいてやすむ』(春秋社)の土台となっている本の一つです。

眠りのことは、もっと研究されるべきです。

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深く眠る

明日10/14より
『うごいてやすむ』講座が開講します。

10/14コープこうべは
序章の学びからスタート。

「深く眠り、心地よく目覚める」
このことは、健康度のバロメーターと言えるものです。

ところが、どうすれば眠りが深くできるかということを
私たちは習ってきていませんでした。

気功で眠りのことをきちんと教えてくれたのは、
禅密功の創始者、故、劉漢文先生です。

そして、深く眠ることの意味を具体的に解き明かした人が
整体を創めた、故、野口晴哉先生です。

NHKテレヒでも眠りの連続講座があったようですが、
そのテキストを見ている限りでは、
眠りの大切さは分かるけれども、具体的に眠りを深くする方法については
不十分なものだと言わざるを得ない内容です。
とても簡単な方法で、眠りが深くなるので、
その方法をもっとたくさんの方々に知っていただきたいと思います。

たとえば、耳をつまむ。
指で耳をつまんでいくと、固くて痛いところが
たいていあります。
その固いところを
しっかり、ギューッとつまんでいきます。

これは、特に視神経がゆるみ、
大脳の緊張がほぐれていくことで、
深い眠りが簡単に誘導されます。

疲れ目にもいいですから、
お試しになってみてください。

こんな簡単なことで
と思われるかもしれませんが、
大切なことは、簡単なことなのです。

明日は、眠りのことをかなり詳しく解説します。
当日受付もしていますので、
お近くの方はぜひどうぞ。

詳細は講座案内をご覧ください。

『うごいてやすむ』のサイン会もあります。

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気功の学校・気楽編 十一

Kamitani300

芦生の森へ行ってきました。
秋分の日と翌日の日曜日の2日間。
天然の森の中で気功をし、
大自然の中にとけ込む密度の高い時間を過ごしました。

宿泊した芦生山の家は、
その森の入り口に建つ、まだ新しい木の香りが漂う
こじんまりした清楚な宿。
手作りの草餅、山菜の佃煮、万願寺唐辛子の天ぷら、
地鶏のすき焼きに生みたての卵と、
食卓に並ぶもののほとんどが、そこで採れた手作りのもの。
森の中をよく歩いておなかがすいているのはもちろんですが、
自然の滋味があって、体が満ち、
ここの食事をいただいただけでも、
来て良かったなあと幸せな気分になります。

切り出した木材を運ぶためにつくられたトロッコ線路。
今はもう使われることはほとんどなく、
気軽な散策コースになっていて、私たちもその中間地点あたりまで、
往復で約3時間ほどの道をまず歩きました。
お天気も良く、由良川の本流に沿って木漏れ日の中をゆったり歩きます。
少し開けたところで河原に下りると、みんなスーッとその場にとけ込んでしまい、
何かとても静かな、そこだけ時間が止まっているような感じでした。

ハッと息を飲むような自然の美しさと精緻さがそこにあり、
また同時に、その自然の豊かさを感じ取る体の働きがそこにあります。

「自然は素晴らしい」とは、お題目のようによく言われることですが、
自然の素晴らしさ、美しさ、精妙さ、神聖さを
感じ取ることができる感覚が無ければ、
自然の素晴らしさというものはあっても無いようなものです。

私たちの中の感じる力、感受能力があってこそ、
自然は素晴らしい姿を見せてくれます。
そのことを中国気功界の大御所、故劉漢文先生は
「天人合一」ではなく、あえて「人天合一」と表現しました。
自然と一つになるためには、まず自分から。
これが気功の骨格です。

そして、その具体的方法として、
笑い、背骨を動かし、自然な性を働かせ、
意識や目的から心身を解放してゆくのですが、
そのことを「先天に還る」と言います。

体の中の天然が全開になって、とてもスムーズに、
自然界全体と共鳴しながら働いている状態です。

去年歩いた下谷はバスで林道を下り、
樹齢2〜3百年のトチの森や
幹周りが一〇メートルほどもあるカツラの大木のところで気功をし、
上谷の森の中をゆっくりと、
由良川のはじめの一滴が始まるところまで遡っていきました。
どこからともなく水がわき出し、小さな流れが始まるその地点に立った時、
何か柔らかな光に包まれたようでした。

できるだけ要らないものを無くそうと企画した天然の森合宿。
その思いを知ってか知らずか、
森は私たちの感覚に磨きをかけ、
まるごとの先天の世界へと連れて行ってくれました。

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