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気功の学校・気楽編 十六

Lyu
気功は俗に三千流派と言われますが、
私が最も大きな影響を受けたのは、
故・劉漢文先生が公開した禅密気功です。

複雑なやり方を
アレコレたくさん覚えるような気功が多い中、
禅密気功は背骨が動く、
それも自発的に背骨から
次々に動きが起こってくる気功で、
原始密教に由来しています。

原始密教の習慣では、
エネルギーの源は背骨にあるとされていて、
その動きは「蛇」として象徴されています。
つまり、背骨そのものが蛇のように自由自在に動いてくるのです。
そのため、背骨が自由に動けるように、
重力の縛りや過剰な緊張から解放してあげます。

まっすぐに、ゆるんで立つ。
これが、禅密気功をする時に最も大切なポイントです。

では、楽に自然に立ってみてください。
そして、頭のてっぺんに糸がついていて、
その糸で天井からぶら下がっているような感じを想います。
あやつり人形のように、全ての関節がゆるんで、ブラブラ、ゆらゆらです。
足先の方に重心がかかっていると緊張体勢になりますので、
心持ち後ろへ、踵の方へ体重が乗っているようなイメージを持ちます。
すると、もっとゆらゆらしてきます。
ふわーっと浮き上がったような、体が無くなったような感じがするので、
初めて体験すると驚くことがありますが、
ごくあたりまえの自然な感覚です。

この状態を無理に求めずに、
いつも淡い意識の中で求め続けているようにします。
その呪文のようなものが、「三点一線」です。
これだけでは何だかわかりませんね。
三点とは、頭のてっぺん、骨盤の底、両踵の間、
この三つのポイントで、
この三つが一つのまっすぐな線の上にあるようにイメージするわけです。

この「三点一線」は、ただ立つ時だけではなくて、
あらゆる動きをする場合に、いつも心がけているものです。
ここまで体感すれば、「三点一線」と、ふっと言葉を想い浮かべるだけで、
体は勝手にそのように体勢を整えてくれるので、とても便利です。

ここまでが、背骨が自由に動けるようにするための準備です。
と同時に、動いている間に「三点一線」 はだんだん楽になり、
とても気持のよい感じに包まれていきます。
動きはゆっくり、雲に乗っているようにとても軽々としていて、
波のように、背骨から全身が動いていきます。
こうして、背骨がなめらかに自発的に動いた後の清々しさは
何とも言えず、快いものです。

自発的な動きの代表格に活元運動(自働運動)がありますね。
その活元運動をされている方なら
「三点一線」をふっと意識することで動きの質がすぐに変わってきます。
ゆるやかな動きがどこまでも続いているような心地よい感覚。
温かで、やわらかで、光に包まれているような感覚が
ずーっと続いていくのが禅密気功の特徴です。
すると秘密の処がゆるんでくるのです。

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