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気功の学校・気楽編 十七 

愛知県岡崎市の産院、吉村医院に行ってきました。
切開や促進剤などの医療介入が盛んな中で、
ここまでいのちの働きを信頼し、
自然なお産を奨励している病院は
他に無いのではないかと思います。

「通信講座Self」の受講生が
吉村医院でお産をした縁で興味を持ち、
DVDブック「幸せなお産をしよう」(春秋社)を見て
一度行ってみたいと思っていたところへ、
「来週に両親学級があるんです」と聞いて早速出かけました。

岡崎駅から徒歩約10分、
正面は鉄筋三階建ての普通の産院。
受付を抜け裏庭に出ると、
江戸時代にタイムスリップしたような別世界。
「古屋」と呼ばれる茅葺き屋根の民家から、
かまどの煙が立ち上り、
掃除や飯炊き、
庭先での薪割りに精を出しているのは妊婦さん達。
平日の午前十時から三時までは、
妊婦さんが希望すれば
昔ながらの家事労働を楽しめるようになっていて、
200円の「古屋チケット」でお昼ご飯も食べられます。
旬の素材を使った簡素なものです。
Furuya

ここ古屋にいると時間の流れが違います。
「薪割りやってみたいなー」とそんな動機から
吉村医院を選んだ妊婦さんも来られていましたが、
やってみると確かに面白くやめられなくなります。
体を動かして仕事をすることは本来楽しいことで、
会社の仕事や慌ただしい家事労働とは全く違った心地よさがあります。
特別なことが何も起こらないのに、
ただ、生きて、動いて、食べて、お話して、
生活していることそのものが何だか楽しい。
そんな気持になってしまいます。
この古屋労働が妊婦さんの心身をとても楽にしてくれ、
幸せなお産につながっていることは間違いないでしょう。

古屋の隣には木造で端正なつくりの「お産の家」があります。
お産をするのは六畳ほどの畳のお部屋で、
縁側があって、丸ちゃぶ台があり、
太い産綱が天井からしっかり吊られています。
両親学級やきくちさかえさんのヨガ教室は
このお産の家の2階であります。
また、妊婦ピクニックが定期的にあり、
古屋のかまどで炊いたおにぎりを持って野山に出かけていきます。
助産婦さんの話では、
入院して破水してからもピクニックに行かれる方もあるとか。

院長の吉村正さんは「必ず体を動かしなさい」と
どの妊婦さんにも喝を入れますが、
その喝は自然で本当に幸せなお産をしなさいという
愛情に満ち満ちています。
自己紹介の中で
「両親を亡くした悲しみの淵で子どもを授かり嬉しい気持が湧いてきた。
お産を通じて自分自身も生まれ変わって誠実に生きていきたい。」
という話もありました。
涙、涙の自己紹介が続き、
スライドで出産の実例を見ました。
安心しきった赤ちゃん、
恍惚となり喜びに包まれるお母さん。

頂いたパンフレット「いのちの誕生」には
「宇宙から流れ込む無限の愛」と
サブタイトルがふられていました。

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