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新型インフルエンザをどう活用するか

新型インフルエンザが流行しているらしい。

新型だから免疫を持っている人が少ないという理由で、
弱毒性と確認されていながら、厳重な感染拡大防止策が取られている。

ここ高槻でも、保育所、幼稚園、小中学校が休校、
高齢者介護施設、障害者通所施設が休所、
図書館、公民館他社会教育施設が休館、
市の主催行事が全て中止、
という通達が5/19に出ている。

大きな薬局ではマスクが品切れ。
マスクと手洗いの励行以外に
生命力を高め、免疫力を活性化させるような
対応を考えてもよいように思う。

さらには、
呼吸器を丈夫にするのに適した今の時期に、
インフルエンザにかかることで、
体質改善を図るという積極的活用法まで考えておくと、
インフルエンザを過剰に恐れる必要はなくなるのではないか。

WHOによると
メキシコで発生した今回の新型インフルエンザ(H1N1)の
死亡率は0.4%と推定されている。
死亡例に多く見られるのは、
他の病気治療等をしていて
免疫力が落ちている例が多いと聞く。
また、日本で感染した症例では
特に重い症例が多数報告されている訳ではない。


そこで、冷静に現状を見据え、
体の力をつけていくために、
誰でもすぐにできることを提案しておこう。


■ 眠りを深くする ■

充分な休養ということがよく言われる。
ところが、体力が落ちている場合に、
ただ休んでいるだけでは、体の活力を呼び覚ますには不十分で、
効率的に休み、体力をつけていく工夫が必要だ。
オススメは、後頭部を温めたり、手をあてたりすること。
後頭部は生命力の源のようなところで、
呼吸、脈、眠りなどの生命維持に関係する中枢になっている。
その生命力のセンターのようなところを
活性化させるのにいちばん簡単な方法を紹介しておく。

手のひらを枕のようにして後頭部にあてて休む。
そして全身の力をできるだけ抜いて、
呼吸を楽にする。

手のひらの暖かさが後頭部に伝わってきて、
体の奥の方がゆるんでいく感じになるので、
そのまま楽な姿勢でしばらく休むといい。
もちろん眠ってしまってもかまわない。

ただ、じっとしているのと違って、
短時間で体が元気になったような感じがしてくるのは、
後頭部の生命維持機能が活性化した証拠。

こうした効率期な休み方を身につけると、
深く眠れるようになって、お目覚めもスッキリ!
眠りが深くなると体力も免疫力も自然についていく。

マスクもいいけど、
後頭部にてあてをして休むこと。
この積極的な方法を活用してもらうことで、
予防と同時に体の元気も高めることができて
一挙両得。
せっかくなので、ぜひ試してみてもらいたい。

■ 病を活用する ■

そうして、体の抵抗力が養われていると、
病気にかかっても、たいした不安もなく、冷静に対応ができる。
そして、病気にかかることを積極的に活用できるようになる。

私たち人間は、ずっと無病でいることはありえない話で、
なんらかの病気にかかりながら成長していく。
そして、様々な病気の経過を通じて
身体機能が大きく成長することが知られている。

病気を活用することに関しては、
野口晴哉著『風邪の効用』(ちくま文庫)
天野泰司著『生まれて育つ いのちの気功』(春秋社)
などを参照してほしい。

例えば、インフルエンザにかかった場合に
まず、発熱、頭痛などの症状が共通して発症する。
さらに咳や鼻水などの呼吸器系の症状に発展する場合が多い。

すると、発熱することで、全身の消毒ができる。
ふだんなかなか熱を出せない人も、熱が上がると
全身の代謝も上がっている状態になるので、
それだけ体が活性化し老廃物の排泄もスムーズに行われやすくなる。
また頭痛がおこることで、先ほどのてあてと同じように、
中枢から全身への指令が巡るようになりやすい。

さらに、咳や鼻水が出てくれば、しめたもので、
そうした呼吸器がよく働いている状況を
自力で乗り越えることで、呼吸器が丈夫になり、
基本的な体力がしっかりと付いてくるのだから
こんなチャンスを活用しない手はない。


薬で症状を抑えてしまうと、こうした体力向上の効果は期待できない。
タミフルを飲んでも、発熱が1日短くなる程度で、なおかつ副作用の危険性も大きい。

病気に対する基本的な考え方や
対応を考え直す時期にきているだろう。

家にじっとしていないで、
心地よく体を動かし、楽しいことに打ち込み
ストンと眠るようにしとて、
しっかりと休むような生活を提案したい。

『うごいてやすむ 幸福になる気功』(春秋社)を読んでみてほしい。


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Comments

あまのさんのお話は、いつも具体的でわかりやすいところが素敵ですよね。

Posted by: かわぞえ | May 21, 2009 at 06:21 PM

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