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気功の学校・気楽編 四十五

京都北白川に越してきて一年になります。
家のすぐ近くを流れる北白川疎水には蛍が舞っています。
チーカチーカと光ると、その光が疎水に映ってとても綺麗です。
大阪の高槻市に住んでいた時も
家の裏の土手にヒメボタルが出て毎年楽しみにしていましたが、
京都で毎晩蛍が楽しめるとは思ってもみませんでした。
春は満開の桜、秋は真っ赤な紅葉、
四季折々の自然の移り変わりが肌で感じられ、
山が近く空気も澄んでいます。

その瓜生山の麓に京都造形芸術大学があります。
図書館や劇場、文具や画材が揃ったストア、
広々としたカフェスペースなどが解放されていて、
山に沿って屋上まで続く階段を上ると、
京都を一望できる屋外の能舞台があります。
天気のよい日にはお弁当と水筒を持って
カフェの屋外テラス席や屋上に上って、
ランチピクニックが楽しめます。
まとまった原稿を書く時には、机ごとに電源のある図書館に
MacBookProを持ち込んで集中し、
空が真っ赤に染まる夕暮れ時になったら
屋上に上がって体をほぐし、
夕日にキラキラと光る京の町を見下ろしながら推敲をすすめます。
Kicx1341

疎水を南に下ると、京都大学と吉田山があります。
吉田山は神楽岡とも呼ばれる古くからの霊域で、
吉田兼倶が全国津々浦々の神々を
全てここに集めて大元宮として祀っているので、
三一三二座もの神様に一度にお参りできます。
西へ歩いていくと下鴨神社(賀茂御祖神社)の糺の森、
北へ続く真直ぐな道の正面には
五山の送り火の「妙法」の「法」の字が見えています。
東北の鬼門には比叡山がそびえ、
二階の窓から南東を見ると大文字山の「大」の字。
一説には「大乗」の大なのだとか。

個性的な本屋さん、カフェ、ショップもこのあたりには多く、
道幅は広いのに交通量は少なく、
並木道や公園も多いので歩くことが楽しくなります。

住んでみて思うのは、
今の私にとってかなり満足のいく場所だということす。
あたりまえに過ぎていく毎日がなんとも気持ちがいい。
まだ一年だというのに、
ずっとここに住んでいるような気がするから不思議です。

二〇〇三年に高野山で行った願望実現合宿。
そのあたりからこの流れがはじまっているのでしょうか。
私自身が六年前に想い描いていた
「自分にピッタリ」であることを選択した気持ちよさを
今たっぷりと味わっています。

「願いをかなえ幸せになる」のは心の自然な働き。
その自然を乱しているものを除き、本来の自然の働きを高める。
それも気功の重要なパーツに組み入れさせてもらいました。
人間が心の存在を意識し始めてからまだほんの数千年。
人間が本来持っている心の力が発揮されるのは、
ちょうどこれからなのだと思います。 
 
          NPO法人気功協会運営責任者 天野泰司 

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