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気功の学校・気楽編 四十六

新刊
『気功の学校 自然な体がよみがえる』。

今日で責了になりました。
あとは8月末に印刷が上がり、
9月初旬に書店に並ぶのを待つばかりです。

「気功の学校」はこの連載のタイトルでもありますが、
気功協会のメイン講座の名前でもあります。
学校と銘打った中に、およそ三つの意味があります。

一つは、整理された形でわかりやすく学ぶこと。
二つ目は、常に新しく学びをはじめるつもりで、初心に還ること。
そして三つ目は、本当に大切なことを
学校教育の場で誰でも学べるようにしたいという願いです。

気功が面白そうだと思ったのは、かれこれ二十数年前。
大学四回生の頃、朝日カルチャーセンターに新規開講した気功教室に通い、
練功十八法や亀蛇気功などいくつかの形を習って覚えました。
その後卒業旅行を兼ねて初参加した中国での気功研修では、
禅密功という気功を習い、
以後会社に勤めてからも毎年その時期は有給休暇を取って中国に通う、
休み時間には気功をしている、朝礼のスピーチでも気功の話しかしない、
という不思議なサラリーマンをしていました。
妻のすすめもあり、会社を辞めて気功に専念できたのは幸いでした。
事務や企画の仕事をしながら、いろんな先生からたくさんのことを習い、
その度にすばらしいと感動する反面、
あの先生はこう言っていたけれど、この先生は別のことを言っている。
ということで、深みにはまればはまるほど、細かな矛盾に悩むようになります。
その本格的な整理に乗り出したのが
二〇〇〇年に気功協会を設立したあたりのことで、
幸運なことに心身の基本文法を明快に整理して伝えている
氣道との出会いもちょうどその頃でした。
幸運というものは重なれば重なるもので、
私がいちばんはまっていた禅密功の本家本元の大先生に
直接習うことができるようになったのもちょうど同じ時期でした。
その劉漢文先生が
ほとんど初対面の私たち日本からの研修団に対して、
「自然が先生で、私たちは自然を学ぶ生徒」
「小学校の同級生のように交流しよう」と切り出したのにはびっくりしました。

「気功の学校」は、そうした流れを汲んで、
自然の原理にそって矛盾や対立がないように、
シンプルに気功を整理統合する場となり、
何度も何度も原点のゼロに立ち戻りながら、
その時々に新しい何かを生み出す場となり、
そして、小中学生にも伝えられるほど簡単でわかりやすい方法に
内容が絞り込まれる技法精錬の場となっていきました。

今回の出版元、筑摩書房は国語の教科書も作っているので、
将来は「気功」の教科書をと夢が膨らみます。

気功の歴史や源流から、願いをかなえる方法までを
ひとつながりの文脈として書いている本は他に例がないと思います。

手軽な新書判です。
どうぞお手に取ってご覧ください。

NPO法人気功協会運営責任者 天野泰司

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