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はじめに──気功の学校へようこそ

ちくま新書から、もうすぐ発売になる
『気功の学校』。
タイトルが学校なので、目次も7時間の時間割になっています。
以下、「はじめに」の部分をこっそり紹介しましょう。
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気功の学校へようこそ。

気功はやさしい健康習慣です。
誰でも手軽にできるのが気功のいいところ。
ちょっとした時間を使って楽しんでみてください。

大切なのは、十分なリラックスです。
頑張るのではなく、力を抜いてゆるむ。
そこに気功の基礎と極意があります。

ところが、力を抜こうとすると案外難しいもの。
本書ではその秘伝とされてきたコツやしくみを、
初歩からわかりやすく学んでいきます。
七章に分けて時間割を組んでみました。

1時間目……オリエンテーション。まず気功の全体像をつかみます。
2時間目……基礎。音読するような気分で読み進めてください。
3時間目……理論。「なぜ?」がわかると学びが豊かになり、応用が自在になります。
4時間目……実習。選び抜かれた、やさしくて効果的な気功を体験します。
5時間目……保健。健康の秘訣と、症状別の方法を学びます。
6時間目……生活。日々の生活を豊かにする、ちょっとした工夫を試してみましょう。
7時間目……心。気功の最前線、「心」が秘めている大きな自然の力を知ります。

気功は悠久の大地、中国で生まれ、
医療面で大きく発展してきました。
老子や孔子の教え、仏教や禅、武術や伝統医学など、
気功の源流は実にジャンルが広くそれぞれが奥深い。
その深い井戸の底はつながっていて、どこから汲んでも同じ清らかな水。
老若男女すべての人を潤す、共通の源である「自然」という水です。

美しい景色や出来事にジーンと心を打たれるのは、
私たちの心が自然の響きを宿しているから。
整った空間にいると落ち着くのは、
体の中に調和の働きがあるから。
大自然と体の自然はお互いに響き合っています。
今、本当に必要なのは
「自らの自然を護り育む」こと。
体の自然がよみがえると、心身が健康になることはもちろん、
持っている力の全てを発揮するようになり、
ダイナミックな生命の波動は自分から周りへと伝わり、広がっていきます。

気功の学校で学ぶのは
「自分を大切にする」ことです。

はじめて出会った人には素直に敬意がはらえるのに、
一番身近で大切な自分をないがしろにしていることがとても多いのです。
痛みや凝りは、「もっとだいじにしてね」という体からのサイン。
そっと耳を傾けてみてください。
体の中には三十八億年前から
一度も途切れることなく続いている生命の働きがあります。
その「体の自然」に聞いてみるのです。

ポイントは気持ちよさです。
無理な努力はなかなか成就しないもの、
体が思わず動いてしまうことの中に成功への鍵があります。
この本のタイトル「気功の学校」は
気功協会のメイン講座の名前でもあります。
北海道から沖縄まで、
日本全国から京都へ集う受講生に共通しているのは、
ワクワクしながら学んでいることです。
ある人は体の変化に、ある人は心が楽になっていくことに、
またある人は夢や生活が豊かにふくらんでいくことに心をはずませ、
るんるんの学生気分で通ってきます。

そして、この本を読んでいるあなたも、
体がふわ〜っとゆるみ、心がのびのびとして、
イメージしたことがスムーズにかない、
よみがえってきた自然の力にワクワクすることになるでしょう。

「自分を大切にする」心地よい習慣を、
今、ここからはじめていきましょう。

担任 天野泰司

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購入はこちらからどうぞ。

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