気脈の会・宇治

Asagiri


気脈の会・宇治
2007.11/23-25

宇治川に朝霧が浮かび、
川の流れと共に、雲が流れて行くようです。

川面はキラキラと朝日を映し、
あたかも、天上の世界のよう。
極楽浄土がここにあると感じて
ここに平等院が作られたのも
分かるような気がします。

朝の気功は、この宇治川の川縁と中之島、
そして紅葉の名所興聖寺で。

Keyaki


世界遺産にも登録されている平等院と宇治上神社。
写真は、宇治上神社のケヤキ。

Sou

宇治川にかかる朱塗りの橋がきれいです。
山の紅葉はもう一息というところでした。

北海道から九州までの気功仲間約30名が集まり
内容もとても充実していました。
詳細はまた別に報告する予定です。

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禅密功の基礎

2007.8/18-19 禅密功・基礎マスター
講座が京都山科で開催されます。

禅密功の基礎は
まず第一に
立ち方、座り方です。
まっすぐにゆるんで立ちます。
あるいは座ります。
ちょうど、頭の天辺が
糸で天から吊るされているような立ち方、座り方で
どんな動きをしているときでも、この感覚は保ち続けます。
ちょっとしたコツがあって
「三点」を意識するように立つので
「三点一線」と言います。

第二に、
頭と骨盤とが
共にバランス良く働くようにします。
頭は知恵の面
骨盤は本能の面
この両者のバランスを初めから
しっかり押えているのが
禅密功の大きな特徴です。
昔からの言い方では、
「展慧目」そして「鬆密処」
これがワンセットです。

そして第三に、
背骨が自由に動くようにします。
背骨の動きは主に3つあり、
前後、左右、ねじり
この、3種類の動きを
順に練習していき、
最後に3つの動きを組み合わせて
背骨の自由な動きを展開していきます。
3つの基本の動きと、自由な動きを合わせて
「四動」と呼び、
この「四動」の中に
人間の全ての運動が含まれることになります。

「四動」は、無理なく滑らかな動きが
できるように繰り返し練習していきます。
そして、「三点一線」ができると、
「四動」、つまり全ての動きがスムーズになり、
「展慧目」「鬆密処」ができると、
自分に必要な動きを適度に制御しながら
自然に動いていけるようになります。

ここまでが、禅密功の基礎ですが、
禅密功の基礎を修めることは
あらゆる気功の基礎につながり、
また気功に限らず様々な心身技法に役立ち、
生活の中での心と体の使い方そのものが
スムーズになっていくような特徴があります。

2日間でマスターして頂きたいのは、
禅密功の適切な練習の仕方です。
ところが方法だけ伝えても、
体感が無いとうまくいかない場合があります。
今回は、そのあたりの課題をクリアするために、
背骨と骨盤の観察や「てあて」を組み合わせて
進めていきます。

当日参加数名可能です。
できるだけ2日間続けていらしてください。
収穫は大きいと思います。

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感覚を磨くてあて

2006.9.18(月)

今日から気功協会、秋の講座が
本格スタート。

「感覚を磨くてあて」9/18、10/29
「禅密美山合宿・天然の森へ」9/23-24
「うごいてやすむ」10/15、11/19、12/3
通信講座「気功の学校Self」9月末〜12月

と充実の講座が続きます。

秋は感覚の高まる季節。
心身を整えるのにもとても良い季節です。

中でも「頭の穴追いのてあて」は、
秋のオススメです。

今回の講座では、
整体の活元運動と
気功の自然動功の両方を体験

一定の動き方のルールの中で、
ものすごくポカンとして動く。

という、穴追い独特の動き方、感覚の使い方を身につけ、

また、同時に
腕の感覚をはっきりさせるために、
上肢の調律点をお互いに整え、
たんとう功の姿勢で、腕に気を通し、

午前午後、一日かけて、
じっくり頭の穴追いのてあてをして
お互いに心身を整え合い、
感覚を磨き合いました。

野口晴哉さんは、
「操法の中で最も激しい変化をもたらすのは穴追いです」
と言っていますが、そのとおり、
心身ともに大きな変化があり、
表情がやわらかになって、とても自分らしくなります。

10/29(日)は穴追いに、
インド瞑想音楽のライブ演奏がついた
スペシャルバージョンです。

この日だけの参加も受け付けています。
秋の穴追い、とてもいいです。


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耳をこする

mimi
寒い時に耳をこすると暖かくなります。

指の間に耳をはさんでしっかり上下にこすると、
なぜだか体中がホカホカしてきます。

耳は腎臓や泌尿器系と関係があるというのは、
東洋医学の常識ですが、
そうした知識をたくさん知るよりも、
まず、自分の実感として体験しておくと良いでしょう。
知っているだけではあまり役に立ちませんが、
自分で体験したものは、実用になります。

寒くなるとトイレが近くなるのは、縮こまって体が捻れ、
腎臓に余分に負担がかかるからですが、
耳をごしごしこすっていると、腰の捻れが取れて、
腎臓が楽になります。

面白いのは、足の裏が暖まるように
手のひらでごしごしこすっていっても、
やはり同じように、腰の捻れが取れて、
腎臓が楽になることです。

どちらも手軽にできて、
寒い季節や、ちょっと冷えた時には大変重宝します。

また、耳が聞こえにくかったり、耳鳴りがしたりするのも
耳をこするだけで、
ずいぶん変わるようです。

子どもが言うことを聞かないと言う時も、
聞かないのではなくて、
よく聞こえていないということが多々あります。
冬場は特にそうですので、
足を温め、耳をこするようにしてみてください。

子どもは元々素直です。
素直でないように感じる時は、
冷えたかな?
無理しすぎかな?
と体のことを思いやってあげると良いでしょう。

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3つのふりこ

「気功で元気」
9/3の第一回目は、50名を超える大入り。

実習の中身は「3つのふりこ」ですから、
ただ、腕をぶらんぶらんと振るだけで、
本当に簡単なことしかしていないのですが、
帰りの電車の中で、なぜか笑いが止まらなかったとかいう方もいるぐらい、
本当に楽しくて、よくほぐれた講座でした。

気功を長く続けている方に
一度試してもらいたいことがあります。
それは、どこまで動作を減らしてシンプルにする
ことができるかということです。

複雑な動作や手順をたくさん覚えたり、
その形を正確に再現しようとすることの逆の提案です。


背骨を中心軸とした体幹部の運動を絞り込んでいくと
前後の動き、左右の動き、ねじりの動きの3つに集約されます。
これが最低限の運動ではないかと思うのです。

野口晴哉氏の体癖をご存知の方には常識だと思いますが、
前後の運動は呼吸器系、
左右は消化器系、
ねじりは泌尿器系の働きと関連します。
また、感情の働きは左右運動に、
感情を抑制する働きは前後運動に現れます。

重要なのは、幼児期に発達するのが、消化器系で、
必要なものを取り入れ、いらないものを捨てていくという
好き嫌いの感覚、つまり生命維持、自己保存の感覚が
まずはじめに作られていくということです。

そして、その後呼吸器、いわゆる心肺機能が完成されてくると、
息をこらえて我慢したり、息を詰めて集中したり、
本来の自己の欲求を押さえてでも、人や、
社会的目的などのために動くという面が育っていき、
また、そうしたことに快感があるようになっていきます。

ところが、前後運動には、左右運動を抑制する面がありますから、
行き過ぎると、本来の欲求が分からないようになりがちです。
前後、左右それぞれの運動のしなやかさを保っていくことが重要です。
すると、節度ある中に本来の自由さ楽しさがある動きになっていきます。

では、ねじり運動について考えてみましょう。
背骨の構造上、純粋な水平回転というものはないので、
後ろに振り向く時には、必ずねじれを伴います。
ねじれは、いわばバネの働きなので、
弱いものを強くしようとする働きとも言えます。
なにくそ!と思った時には、必ず体のねじれを伴っています。
体感的にはオシッコを我慢しているときの感じです。
つまり、ねじれると感受性としては、逆の感受性になります。
素直でないとも言えますが、素直だけでは困る時があります。

ねじれ運動にもしなやかさが必要です。
必要な時にはねじれ、必要がなくなれば戻るように、
ねじれ運動の幅を確保しておくこといいですね。

もちろん、
単純にいうとそれぞれの運動のしなやかさが、
それぞれの機能の豊かさを示すので、

前後運動がスムーズだと、呼吸器系の働きがスムーズで、
呼吸は人間が生きていくために一時も欠かせない一番のエネルギー源ですから、
基本的な体力が充実します。

左右運動がスムーズだと、消化器系の働きがスムーズで、
自分に必要な栄養を同化吸収し、
また不要なものを便として排泄する働きがスムーズになります。

ねじり運動がスムーズだと、
泌尿器系、腎臓や膀胱などの水分代謝の働きがスムーズになります。

その他に
昇降と開合、神経系と生殖器系の動きがありますが、
前後運動の中に含めて、3つの運動としてみていくことができます。

神経系と生殖器系については、
とりあえず、

ぽかんとして、少し微笑み、心をほがらかにする。
心地よさが持続するように体をふわ〜っとゆるめる。

この2つのことを心がけておくと、よいでしょう。

この2つが、伝統的に「鬆静状態」といわれいてることの中身です。

そして、3つの動きのしなやかさ、
自然さというものを得る練習をしていくわけですが、

その、おそらく最もシンプルでだれにでも簡単にできるものが、
ふりこの動きです。

このへんは『からだの自然が目を覚ます 気功入門』に
とてもシンプルにまとめてあるので、参考にしてください。

コツは、腕の力を可能なかぎり使わないこと。
腕がふりこという「つ も り」で勝手に動いているようにします。
力が入ってくると、スピードが速くなりがちですので、
時々スピードチェックをしてください。
また、その時の気分で振り幅も時々変えてみると自由度がひろがります。

慣れると、一定の自然のリズムがでてきます。
そして、続けるほどに余分な力が不思議と抜けていき、
細かなゆれが全身に波及していきます。

力を使わないので、副作用もほとんどありません。

ふりこは、元々中国武術の基本練習として使われてきた方法ですが、
力が抜ければぬけるほど、力が出るという仕組みになっています。
それはなぜかは次回10/15の講座でお話します。

お楽しみに。

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気功で元気

9/3(土)は久々の入門講座、「気功で元気」。

入門は、やさしくて簡単でいて、本質を伝えるということが必要条件です。

つまり、「簡単で本質的」という気功の特徴が最も表れやすいのが入門講座だと言えるでしょう。
伝える側も必然的に毎回磨きがかかります。

今回画期的なのは、月例の4回コースにしたことです。
気功協会が目指しているのは、私たちの感覚そのものの変化です。
元々の自然の感覚を取り戻していくためには、
習慣化していくための時間が必要ですね。
また、感覚が変化するということは、
もののとらえ方や見え方が変わってくるということでもありますから、
繰り返し確かめてみることも大切です。

一回ごとの参加もOKですが、
毎回続けると暮らしの変化がよりはっきりしてくると思います。

ぜひ続けての受講をおすすめします。


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介護予防に気功

今日は、古くからの気功指導者の方と久々に長話をしました。
その中身は、介護予防に気功のプログラムを導入するというものでした。

筋力トレーニング、気功、コアコンディショニングを組み合わせて、
高齢者を対象に3ヶ月間データを取った資料やら、
気功、太極拳、ヨガをそれぞれ単独で3ヶ月行ったデータなどを見せて頂いて、
なるほど、データとは面白いものだとおもいました。

今回、いろいろなお話を伺う中で、
介護予防の分野でも気功は確実にみんなの役に立つことはまちがいないので、
やはり、みなさんにお伝えしておく必要があるのではないかと思いました。

そもそも、65才になってから、介護のいらないように運動指導をするという
発想では、スタートが遅すぎることは否めません。

私たちが根本に置いているのは、むしろ誕生前後の生活です。

お腹にいるうちから親の注意(気)をきちんと集め、
生後13ヶ月間の栄養の充実にこまやかに気を配る。
成長の節目節目や、病気の度に自然な経過を促す。
そうした、成長期のこまやかな心配りこそが、その人の体力や
心身の健康度を高めてくれます。

でも、大人になっても、また、高齢になっても、
常に感覚を磨き、高めていくことはできます。
また、体は、使わなければ鈍り、衰えるものなので、
気功のような、無理のない自然な運動を続けてもらうことが
高齢者にとって、とても大切です。

最近義母の膝を時々診るのですが、
膝が悪いと言われている以上に、
周囲の筋肉の硬化が問題です。

つまり、ゆるめるだけで
症状はずいぶん楽になります。

膝だけを診ないで、
ゆっくり股関節を回したり、
足首を回したりするだけで
かなり違うものです。

問題点が1つあります。
それは、良くなったと思うと、
余計にがんばりすぎてしまうことです。
今日も、この逆転しているデータは、
良くなって動きすぎたデータじゃないかなと
笑い合っていました。

特に、今の高齢者世代は、
大変な時代を頑張って乗り越えてきた方々ですから、
「ほどよい加減で」という
気功的な感覚にじっくり馴染んでもらいたいと思います。

この秋から
高槻西武での、連続講座がほぼ決まりました。
今回は、毎月一回。
9月から12月までの計4回

ふりこ、円、波の3つの自然運動と、
日常のセルフケアとして、自分でできる「てあて」を
順に紹介していく予定です。

最もシンプルで、無理が無く、また、全身の調整になる動きなので、
この4回分で、気功の基本が身に付いてしまいます。
また、「介護予防の気功」としても十分なものです。

9/3(土)スタートです。
また秋からは健康関連の講座が目白押しです。
お楽しみに。


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波動功

波動功マスターコースは今週末の7/17(日)-18(祝)。
京都山科で、出口衆太郎さんを講師に迎えての二日間の集中セミナーだ。
写真は、波動功作者の出口さん。


ideguchi

今回のポイントは大きく3つ。

・陰陽、虚実、柔剛など、自然の原理をより深く体感すること、
・動と静の両面を体験し、ひとつながりのものとして体得すること。
・気功功法の組立や構成の原理をはっきりと知ること。

今年は、自分たちの気功のやりかた(功法)を創ることを大きなテーマにしている。
波動功はその優れたお手本であることに疑いはない。

講座は、基本から応用までカバーするので、初心者でもOK。
波動功の全てを体験するまたとない機会。
ふるってどうぞ。


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学校の総会!

5/22(日)は気功協会の総会があります。
京都山科の緑あふれる小学校の校舎をお借りしての総会です。
名づけて「学校の総会!」。
「自然に還る こどもに還る」をテーマにした交流イベントになります。

前日、5/21(土)は、総会のプレイベントとして、
気功入門講座を高槻現代劇場で開催します。

詳細は下記URLの、お知らせページをごらんください。
http://npo-kikou.com/info/info.html

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気功の神髄

2005年4月3日、
禅密功をこの世に紹介し広めてきた劉漢文先生の納骨式が、中国丹東であった。

劉先生の門下からは実力のある気功指導者が次々に出て、
そこから新しい気功がいくつも生み出された。
また、学校や医療機関での評価も高く、
誰もが一目置いた気功界の重鎮だった。

1999年の年末の来日講習以来、
私たちは、2000年、2001年、2002年、2003年と毎年中国を訪れ、
毎回一週間ほどの密な交流をしてきたが、
劉先生は2004年6月20日、84才でこの世を去った。

この間、劉先生から受け取ってきたものはとてつもなく大きい。
最晩年の劉先生に学べた私たちはとても幸せだった。
劉先生は、形以前にある氣の大切さを、
気功の神髄として私たちに噛み砕いて教えてくれた。

その記録を一年かけてひもといていくのが「気功の神髄」講座。
会員限定としたのには、大きく三つの意味がある。
第一には、劉漢文先生の伝えてきた気功を大切な文化として継承していくため。
第二には、表層だけの理解で誤解を生じないようにするため。
そして、第三の理由は、その気功の神髄を気功協会を支えてくださっている
会員のみなさんにぜひ受け取ってもらいたいためだ。

第一回は4/17「背骨が動く 築基功とガン功法」
築基功とは、基礎を築く気功。そのポイントは背骨がゆるんで動くこと。
目的は心身の徹底的なゆるみだ。
その徹底的なゆるみの中に、確かな氣の感覚がある。
ガン功法とは、ガンの予防と治療のために晩年に編集された気功で、
大きな背骨の動きとはっきりした大きな呼吸がその特徴。
ダイナミックで気持ちの良い気功だ。

講座をはじめるにあたって、今2000年の記録から聞き直している。
その中で、「教学相長」という言葉が印象的だ。
教える側も学ぶ側も同時に成長していくという意味だ。
劉先生は権威主義を徹底的に排除して、
自然を共に学んでいく生徒としていつも指導していた。
そして、最後まで研鑽と工夫を怠らなかった。

その生き様は私たちの気功のお手本となり、気功協会の柱が建った。
「からだの自然が目を覚ます 気功入門」は、
その気功の神髄をさらに噛み砕き、まとめたものでもある。

「気功入門」の最大の源泉、
バックボーンがこれから公開されていく。

劉先生のご霊前に、みんなから集まった追悼文集と、
「気功入門」をお供えし、
他のお供え物と一緒に焚き上げ、天に届けた。

私たちは劉先生の真意を受け継ぎ、
自然の原理をどこまでも学び続け、
本当のことを伝え続けていくだろう。

reizen

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