けがや病気の時の「てあて」

momiji
秋の一燈園。
といってももう12月。
紅葉がまだまだきれいです。

暖かな日が続いていたので、
体も、春なのか、冬なのか、迷っていて
いろんな変調が多いような感じがします。

一燈園小学校の保護者会「燈会」の主催で、
気功の教室がありました。
内容は「けがや病気の時のてあての方法」
子どもの体調は気になるもの、
家庭で簡単にできるセルフケアとして、
てあてのやり方を、簡単なからだほぐしと一緒に
体験してもらいました。

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写真は後頭部のてあて。
後頭部は脈、体温、呼吸などの調整機能が集まっていて、
基本的な生命力を高める場所です。
後頭部に、てあてをしていると、
腰がしっかりしてきます。

赤ちゃんのてあては、後頭部とお腹にするのが基本で、
普段から後頭部とお腹に気を通していれば、
どんな変調のときも、たいてい順調に経過します。

てあてをする時に大切なのは
「ぽか〜ん」とすることです。
手をあてている相手には
心配とか不安とかもみんな伝わります。
また、「良くなって欲しい」と考えることも、
「今現在悪い」ということの肯定をしていることになります。

ただ手をあてて、
晴れ晴れとした心で無心に集中する感じです。

心身ともにゆるめて、呼吸を感じるようなつもりで
やってみてください。

明日12/3もてあての講座が高槻であります。
詳細は講座案内で。
お近くの方はぜひどうぞ。

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一燈園の春・卒業式

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今日3/19は子供の小学校の卒業式で一燈園に行きました。
http://www.ittoen.or.jp/

小2から編入しているので、まる5年。
私自身もとてもたくさんの学びがありました。

振り返ると、ちょうど気功協会設立の年。
大いに、悩み、迷い、考えた時期です。
一燈園と出会う中で、これでいいんだなあと、
ふと想えるものがありました。
それが、あまりにも自然で、
あまりにもあたりまえにそこにあるのです。

それは自然の摂理のままに生きていくということでした。
そうすれば、何の難しいことも、
心配も、不安も、そしてあきらめも必要ない。
ただ、目の前の自分の課題に正面から向き合えばいいだけだということが、
とてもはっきりしました。

その同じ頃、中国気功界の大人物、
劉漢文さんとの直接の交流がはじまり、
毎年学びを積み重ねてきました。
そのテーマも自然。
講義では、
「どんな感覚がありますか?」と繰り返し問われました。
「ただ、言われた通りやるのではなく、感覚がなければ意味が無い。」
「自然が先生です。私たちは自然を学ぶ同じ生徒」
「リラックスして、小学生のクラスメイトのように交流しましょう」と
講義がはじまるといつも大笑い。
今まで気功の常識だと思っていたことが、次々に覆されていき、
あーこれで良いのだなあと、ふと想えるようになり。
今の気功協会の気功の考え方の、しっかりした柱が立ちました。

この時期におつきあいを始めたもう一人の方が、長谷川淨潤さん。
この方は、ある意味、何人もの先人の偉業をスーッと自然にまとめてしまった人。
中でも野口晴哉さんの整体、橋本敬三さんの操体法、ミルトン・エリクソンの現代催眠などを
見事に、そして、とてもシンプルに受け継いでいます。
長谷川淨潤さんとお会いしていても、やはり同じように、
あーこれで良いのだなと思える。
自然の原理がゆるぎなくそこにある感じがします。
心と体のつながりや仕組み、そしてその活用法など、本当に学ぶことがつきません。

また、あんのますみさんを通じての野口体操との出会いや、
野口三千三さんの著作からの受け取る自然のメッセージもこの時期に大きく、
あーなるほど、やはりこれで良いのだなと想えました。

そうこうして、5年。
『気功入門』が春秋社から出版され。
こうして、培われてきたあたりまえが、もう一つ確信のもてるものになり、
また、だれものあたりまえになっていこうとしています。

今日の卒業式で、「仰げば尊し」を全員で歌いました。
その時になぜだか涙があふれてきました。
そう、この5年間は私にとって、とても大きな学びの期間でした。
すっと風が吹いて入り口のドアが開き、
窓から明るい光が柔らかく差し込み、
たくさんの故人の方も
この学びの区切りの式典を共に喜んでいるような気がしました。

私にとっては、西田天香さん、劉漢文さん、野口晴哉さん、
橋本敬三さん、野口三千三さん、などが頭に浮かんできます。
そして、『気功入門』は私にとってのこの5年間の学びの
卒業証書なのかもしれないなあと思いました。

天気もとても良く、
一燈園の不二苑(写真)も美しい春の香りがしていました。

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