タミフルについて
学校からインフルエンザとタミフルについてのプリントが配布されました。
これは異例の事態と言えるでしょう。
タミフルとその作用、薬害などについては、
薬害タミフル脳症被害者の会のホームページに詳しいので、
そちらを参照されると良いかと思います。
NPO法人医薬ビジランスセンターの浜六朗医師の解説を参考に
私なりにポイントをまとめてみます。
タミフルは、まず発熱後48時間以内に服用しないと効かないことになっています。
つまり、上がりつつある熱を強制的に下げるということです。
上がりつつある熱を下げるということは、大変難しいことで、
熱も必要があって出ているのですから、無理に下げようとすれば、
その副作用は必ずあると考えて良いと思います。
それを見事に下げてしまうのがタミフルです。
タミフルに限らず効果が優れているものには全て注意が必要です。
浜六朗医師によると、
「タミフルは抗ウイルス剤ですが、インフルエンザウイルスの活動を鈍らせるだけ。一方、タミフルを服用すると呼吸抑制や異常行動を起こして最悪死亡することもあります。それだけでなく、体はインフルエンザウイルスを追い出しにくくなり、耐性ウイルスができればそれが潜んでしまいます。体温低下はインフルエンザがよくなったのではなく、タミフルの体温低下作用のためだ。インフルエンザは自然治癒するかぜの一種。危険なタミフルは安易に使うべきでありません。」
「体温の低下は、インフルエンザが治ったと錯覚されやすいのですが、実はタミフルが脳に働き体温を下げただけです。ウイルスは体内にまだいます。34度台とか32度台にまでなってしまった人もいます。」
「呼吸抑制による突然死は、製薬会社が行なった3つの動物実験で確かめられています。ヒトに使用するたかだか10倍から20倍を超える量で赤ちゃんラットがヒトと同じように呼吸が止まって多数死亡しました。しかも、死亡する前に起きる症状が、人と動物でそっくりです。体温低下、行動抑制、呼吸抑制、呼吸が激しくなったり小さくなったり不規則になる、死亡する前にチアノーゼ(唇や粘膜が紫色〜黒っぽくなる)、解剖すると肺水腫(肺の浮腫)が起きるなどが、人でも動物でも共通して起きています。特に肺水腫は人では解剖された2人中2人ともありましたし、ラットでは死亡した18匹中9匹と高率に認められていますので、極めて特徴的な害といえます。
「呼吸抑制と幻覚や異常行動は、同じ薬理作用の延長上のもので、程度の違いによります。つまり、睡眠剤や安定剤、アルコールなどと同様、始めは脳の神経機能を統合している部分の働きが鈍るために幻覚や異常行動を起こし、大量では脳全体が抑えられて最後は呼吸中枢が麻痺して呼吸が止まるのです。」
とのことです。
これらの記述から、単純に見れば、
タミフルには体温を強制的に下げる作用があり、
呼吸や脳に大きな影響があると言えるでしょう。
呼吸の中枢と体温調整の中枢はどちらも後頭部にあり、
基本的な生命維持の働きを司っています。
その命を守るための働きを抑制するのですから、
常識的に考えれば、
薬を飲んで熱を下げようとすること自体がおかしい
ということにすぐ気づくでしょう。
風邪でもインフルエンザでも、誰もが罹る訳ではなくて、
今風邪を引くべき状態の人が風邪を引きます。
風邪は私たちの身体のバランス調整をしているのです。
熱が上がることは、体のエネルギーレベルがグンと高まることです。
高い熱が出れば、病原菌は死滅しますし、
先天的に持っていた体の偏りや異常まで治ってしまうことすらあります。
そうした、「体が自分で治っていこうとする働きをどうやって助けてあげるか」
ということを、私たちも、これからの医療も、考えていくべきでしょう。
風邪でも、インフルエンザでも
大切なことは、
温かくして、冷やさないということです。
ただし小さな子どもの場合は温め過ぎにも注意が要ります。
そして、熱が下がった後が休養期ですから、
平温以下になったら、その時にゆっくりしていることです。
さらに、積極的に手助けをする方法があって、
それは、こわばっている部分をゆるめるということです。
風邪を引いたかなと思ったら、
まず足を温めます。
足湯と言っている方法です。
熱が上がってきたら、後頭部を温めたり、てあてしたりします。
これは、体力を動員して、熱を上げるのを手伝う方法です。
そして、必要な熱が出れば、熱は下がっていきます。
熱が上がり切らないために症状がずーっと続いている場合がとても多いのです。
もし、かなりの高熱が続くような時には、
鼻を蒸しタオルで温めたり、てあてしたりします。
すると、たいていは、すーっと下がってきます。
また、冬場の風邪、今のように急に冷え込んだような時の風邪には、
目を温めて、神経系統を休めてあげることも大切です。
ゆるむべきところがゆるめば、
体の異常というのは自然に無くなっていくものなのです。
体験してみれば判ると思います。
これらのことは、気功や整体の常識ですが、
拙著『うごいてやすむ 幸福になる気功』(春秋社)でも詳しく解説しています。
図書館にもありますし、ご一読いただくと良いかと思います。
タミフルの薬害は重大なものだと、
被害者の会のホームページを読んでつくづく思いましたが、
タミフルだけを悪者にして終らせてしまうのでは、あまりにも犠牲が大き過ぎます。
私たちの生活習慣や病気観、健康観というものと、これらの事件はつながりあっています。
健康とは何か。
今一度、生命の原点に立ち戻って考える時期に来ていると思います。







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