生まれて育つ 2

Umarete
気功の学校・課外授業
「生まれて育つ〜生命の本流へ」2007.1.27(土)
タイトル通りの講座になりました。
受胎の瞬間からこの世を去る瞬間まで、
途切れなく続いている「いのち」。
その、いのちの輝きにピタッと焦点が合った講座でした。

写真は操体法の実習風景。
指導は岡田るんぬさん
実習しているのは産後五ヶ月になる
愛知から参加のおかあさん。
赤ちゃんも一緒に楽しそうに参加していました。
気持ちいい楽な方へ動いていくことで、
体はどんどん整っていく。
本当に単純で、本質的な方法です。

午前中は、天野のリードで
心身をほぐし、
生まれるまでのことを
実体験としてシュミレーション。
子宮というふかふかの暖かなベットの感じをイメージして
てあて、話しかけ、暖かなおもいに包まれ、
受胎中の大切なことを身を持って体験しました。
するっと生まれたところでお昼休みに。

午後は輪になって、みなさんの話を出し合っていくことから。
るんぬさんのリードでぐんぐん引き出されてくるものは、
自分自身のいのちと正面から向き合うようなことばかり。
これはものすごくパワーアップしていて、すごかったです。
とにかく、一から十まで、全部同じと言ってもいいぐらい
いのちの本質ということで貫かれていて、
一人一人に対して、やわらかく包み込むところは、包みこみ、
ビシッとしかるところは、素敵に叱る。
そして、どっと大爆笑に誘う。
こんな講座は他にはないです。

徹底的にフリーでジャジーな禅密功で体をゆるめたあとに
るんぬ&天野の短い対談。
成長のプロセスなどに簡単にふれ、
輝いているいのちにいつも立ち戻っていくという話で
幕になりました。

講座の後にとっても深い充実感に包まれています。

気功の学校・エレメンタリーが
来週2/4からスタートしますが、
予想通り、バージョンが確実に上がっています。

今、全体的に無意識が大きく変化してきているみたいなので、
講座に参加出来ない方も、
できるだけチャンネルを一緒に合わせてみてください。

私たちは大きな変化の波のただ中にいます。
唯一変わらないものは、
変わらないものはないということだけです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

生まれて育つ

出産、育児の講座「生まれて育つ〜生命の本流へ」
いよいよ今週末の土曜日、1/27の開催です。

「気功の学校」の課外授業になっていますが、
その心は、潜在意識にあります。

講座では、
前半の午前中が「生まれる」
後半の午後が「育つ」
という流れで、
自然の出産と育児について、
天野、岡田、ペア講師でフルカバーしていきます。

大きな土台となっているのは、
野口晴哉さんの整体の出産と育児ですが、
そうした一つの枠だけにとらわれない広々とした視点で
「自然に生まれる」ことと、「自然に育つ」ことを
学んでいきます。

出産と育児についての大切なこと、
知っておきたいこと。
それは、そんなにたくさんあるわけではありません。
一日の講座の中で、ポイントをまとめてお伝えし、
具体的な質問にもその場でどんどんお応えしていきます。

出産・育児についての本や資料も改めて調べ直していて、
最近は良い本が出てきているなあと感心しています。


一つは胎内記憶の関係で、
『おなかの中から始める子育て—胎内記憶からわかるこれだけのこと』池川明著。

赤ちゃんは胎内にいる時から、周りの話を聞いていてよく理解している、場合によっては外の状況まで見えている。というようなことがあたりまえのこととして語られています。
「お腹の赤ちゃんへの話しかけ」は、整体では、人間を育てる上であまりにもあたりまえのこととして常識になっていますが、一般には、赤ちゃんが理解できる訳がないという思い込みのために、半信半疑に見られることが多かったので、こうした本が出てくることの意味はとても大きなものです。

横浜にある池川クリニックでは、実際にお腹の赤ちゃんへの話しかけをお母さん達にしてもらうことで、新生児預かり率が激減するなど、とてもいい成果が出ているようです。
「子育てが楽しい」
「赤ちゃんが何を望んでいるか良くわかるので助かる」
などと、お母さんたちの評判も良く、
マタニティーブルーというものもなくなってしまったそうです。

もう一つは、DVDブックで、
『しあわせなお産をしよう—自然出産のすすめ』吉村正著。

自然に生むことがあたりまえ。
そうした病院がやはりありました。
DVDと吉村先生の語りをまとめた薄い本のセットなので、
見て頂けば一目瞭然です。
昔ながらの生活環境で
四季折々の自然の食をいただき
生活に即した運動とお散歩をする。
木造の畳のお部屋で、自分の楽な姿勢で産む。
いのちが輝くようなお産が、この病院ではごく普通のことです。
そして、医療的な行為が加えられることはほとんどありません。

今回の講座には、吉村医院でお産をしたお母さんも、
6ヶ月のお子さんと参加されるかもしれません。
また、お昼休みに、DVDを見れるようにしようと思っています。

吉村先生はお産をたくさん診ていく中から、
自然の働きの妙というか、神聖さと言うか、
何かそうした宗教を越える宗教性のようなものを感得されているようです。

それは、ちょうど
私たちが気功を通じて目指しているもの、
「からだの自然そのものを取り戻していこう」
ということと重なり合っている部分です。

出産と育児の周辺には、
自然の働きがとても大きくあり、
気が満ち満ちているのです。

気功は、そうした元々の状態へ戻っていこうとすることですから、
そこから学ぶことはとてもたくさんあります。

そして、重要なのは、
赤ちゃんの時期というのは、
まっさらな潜在意識という、広大で肥沃な大地に
将来の幸福の種をまいていく
とても大切な時期だということです。

幸福な赤ちゃんは、幸福な一生を送る。
その原理がはっきり分かれば、
自分自身の幸福を実現することも容易いことになります。

楽しい講座になると思います。
お楽しみに。

1/23現在、あと5名受付できます。
詳細は講座あんないをご覧下さい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

変化と成長

ある親子と話をした。
感じたことをまとめておく。
多かれ少なかれ、誰にも共通する面がありはしないかと思う。

子どもは日々変化成長を続けている。
それは、内に伸びていこうとするエネルギーがあるからだ。
子どもを導いていくためには、子どもの変化のスピードの一歩先を行かなければならない。

一般に、母は子どもの心配をするのが仕事のようなところがある。
しかし、「心配の心は相手を縛る」という単純な心の原理がほとんど知られていない。
こんなに勉強しなくて大丈夫か、テレビばかり見て、いつもだらだらしてやる気がないのは心配だと言う。
ところが子どもに直接聞けば、皆自分なりに節度を持って考えて行動しようとしている。
親はその微妙な変化の兆しに気付き、そこに光をあてるような言葉の使い方を身に付けるべきだ。

誰も、だらだらしていて本当に気持ちが良いはずはない。
誰もが、日々より良い方向へ自ら伸びていこうとしている。
そして、瞬間瞬間に変化がある。

ところが、また勉強していないじゃない。だらだらしているんじゃないの。いつまでテレビを見ているの。
というように親が子を見ていると、子どもは勉強したいのに勉強ができない。
だらだらしたくないのについだらだらしてしまう。
テレビなんてつまらないのについテレビに向かってしまう。
というように自分が本当にやりたいことができなくなってしまう。

人は、無意識にその認められたように振る舞おうとする。
単純に言えば、良い人だなあと認められていれば良い人になり、
だらしないと認められ続ければ、だらしのなくなりやすい。
回りから言われ続け、思われ続けていると、ふと「私って……なんだ」と思い込んでしまう。
自身の謙遜は1つの美徳だが、謙遜のつもりで、「うちの子は……」と子どものことを悪く言へば、
やはりそのように認めたことになる。
どんなに小さくても、自分とは異なる一人の人格であることは忘れてはならない。
ふと思い込んだことは無意識の中で働き続け、意識で打ち消すことは難しい。
それは意思より無意識の力がはるかに大きいからだ。

お母さんの子どもの認め方はとても大切だ。
子どもはその認められた方向に伸びていく。
だから、不安の可能性ではなく、
希望の可能性にいつも光を当てていくような心の角度が必要だ。

例えば、あまり勉強していないのにそこそこ点が取れているなら、「頭が良いんだね」という面を認めれば良い。
ずーっとテレビを見続けているのなら「忍耐力があるね」という面を認めて行けば良い。
どんなにだらだらしているように見えても、自分からやりたいことがあれば自発的に動いていくことに皆快感がある。
だから自分からやりたい。
ところが不思議なことにそのやりたい気持ちが子どもに起こったタイミングに、お母さんの気持ちもたいていシンクロして気になり出す。
そして「何々しなさい」とつい言ってしまう。仮に口に出さなくてもついそう思ってちょっとこわい目になっていたりする。
すると自発の芽は踏みにじられ、成長のエネルギーは内側に凝固圧縮されることになる。
これは口と思考の単なるクセ、習慣である。そして幸運なことに習慣は改善していくことができる。

まず第一に、「子どもはいつも変化成長しようとしている」ということを認めていけばよい。
認めるためには、その変化成長していることを分かる必要がある。
「あー今日はこんな成長があったなあ」ということが必ず1つや2つあるものだ。
子どもの感覚は繊細で優れている。そして変化成長ののスピードも子どもが圧倒的に速い。
その子どもの成長を認めていくためには、親自身が感覚を磨く必要がある。
初めはあまりよく分からなくても、毎日「今日はどんな変化や成長があるかな」という心で子どもに接していくと、細かな心の変化成長にも気付くようになる。
こうなればしめたものである。的確に余裕を持ってその伸びているところを認め、自発的に伸びていく方向へリードできるようになる。

最も良いのは、親自身が日々成長し続けている姿を子どもに示すことである。
成長し続けている人は、人の成長を自然に導く。
これは言葉以上に影響が大きい。

親子を例にあげたが、人と人とのお互いを認めあい、導きあう関係は皆同じである。
おたがいを縛りあう習慣は今ここで、ふっと手放してしまいさえすれば良い。


気功では自分の成長を自分で導いていく。つまり一人二役。
変化成長し続けている自分と、その変化成長の一歩先を認めてあげている自分とがいる。
その変化成長を認めるにもやはり希望の可能性を見ていく心の角度と的確な観察力が必要だ。

気功で身に付けていくのは、自分で自分をより好ましい方向にリードしていく力である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)