日経ヘルス 睡眠特集

Health12

日経ヘルス
2008年12月号
まるごと一冊 睡眠特集
が発売されました。

10月5日に開催した東京講座、
『気功の学校・百草園』に
日経ヘルスの方が3名いらっしゃって、
講座を受講していただいた上で、
眠りについての取材を受けました。

今回の特集は、その取材と
『うごいてやすむ 幸福になる気功』(春秋社)が
大きな下地になり、
いろんな方の意見や方法が交じり合ってでき上がっている
かなり本格的な特集です。

眠りの質を改善するには?
本来の体のリズム
「朝動いて、夜休む」
を取り戻せば
夜は自然に眠くなる

これが特集全体を貫くテーマ
そう、「うごいてやすむ」です。

働く女性をイメージして、編集部の方と相談しながら私がまとめたのが、
快眠メソッド1&2で、それぞれ、
夜のスイッチOFFと朝のスイッチONのための気功になっています。

雑誌の実物を見て初めて知ったのですが、
快眠メソッドのモニター調査が実施されていて、
眠りの質が改善されているデータが出ています。
これはありがたいですね。

特に「耳もみ」は編集部内でも好評だったみたいです。
神経が過敏になりやすい季節ですから、
目の温湿布も併用して、神経系統を
ていねいにゆるめておくと良いと思います。

また、穴追いのできる方は、
あと一週間ぐらいは、
お互いにどんどん穴追いをやってみてください。
すごくよく眠れますよ。

ゆるまなくなっているものを
しっかりとゆるめる。

自然のリズムを作り出すのは
まずそこからです。

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『タントラへの道』 名著紹介

Tantoraenomichi


2000年、気功協会設立時の精神的支柱となった一冊に、
チョギャム・トゥルンパ氏の『タントラへの道』がある。

チベット仏教カギュ派第11代のトゥルンパとして
スルマン僧院の大修道院長を務めた著者は、
イギリス留学を経て、
1970年よりアメリカ・コロラド州ボールダーに拠点を移し、
仏教瞑想センター及びナロパ学院の院長として、実践的仏教を指導してきた。
その70年の秋から、71年の春にかけて行われた講演の記録が本書だ。

テーマはずばり「精神の物質主義」。
精神的な修養の道を求めて
ラマの元へ集まって来た子弟たちは真剣であったが、
多くの混乱や誤解や過度の期待も持ち込んで来た。
精神性を高めようとする過程では、
精神的高みや恍惚感を
あたかも物質のように享受できるかのように錯覚しやすい面がある。
私はこんな悟りを得た、
こんな能力を持った、
こんな素晴らしい体験をしたと。

こうした自我中心的な満足に溺れていく傾向は
チベット仏教に限らず、あらゆる精神的修行の中に隠れていて、
物質的な満足を追い求める以上に
危険な面があることが意外と知られていない。
そして気功も、その温床のひとつに違いなかった。

今振り返ってみると、
関西気功協会が解散し、気功協会が新しく生まれてきた
本質的な理由がここにあるような気がする。
解散が決定したあたりから新しい出会いと学びが次々と連鎖して、
「自然を師として学んでいく」という
大きな流れが生まれて来たからだ。
その「自然」というのは
常に変化し続けているあるがままの世界。
そこに行き着くためには、
何かを付け加えていくのではなく、
不要なものを徹底的にそぎ落としていくことが必要になる。


これはいいらしい、あれはいいらしいという噂を聞いては、
次々に学んでいくことももちろんかまわない。
しかし、そこに精神の物質主義的な傾向はないか、
自我の満足を際限なく膨らませてはいないか
という警鐘は必要であろう。
自分の能力を必要以上に誇示する態度には
誰もがどうかと首をひねるが、
サービス山盛りで
生徒の自我を満足させるような教え方をしている場合には
お互いに気づかないことが多い。

本書が指し示す道は、
今の時代に真に必要な教えのひとつであろう。
切に復刊を望む。


復刊ドットコム。復刊への一票は下記アドレスから。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=4785

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うごいてやすむ 紹介

関西よつ葉連絡会の宅配
ライフ170号の「本すき情報」で、

713683

『うごいてやすむ 幸福になる気功』
(春秋社)1575円
が紹介されました。


紹介文を掲載します。

うごいてやすむ

命のリズムを整える

何か体にイイコト始めたいなぁと
思っている方にお薦めしたい
気功の入門書です。

あなたの中に眠っている能力を
どのように目覚めさせ、
伸ばしていけば良いのか。

簡単ですぐ始められ、
なおかつ効果のある方法が、
具体的にわかりやすく書かれています。

日々の生活の中に気功を取り入れて
自分の体のリズムを整え、
心身の能力を伸ばしていけたら、
生き生きと生活を楽しむことができる。

家族みんなで健康な生活を送れ、
かつ自分の中の変化を楽しむことができたら、
ちょっとわくわくしますよね。

体と心が楽になり、
気持ちいい。

試してみたくなる一冊です。

(H.U)

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もうすぐ出版です

Photo


生まれて育つ
いのちの気功
幸せなお産と子育てのために

天野泰司 著  春秋社 1500円+税

4/20刊行予定です。

表紙の画像は、
入稿時の最終確認用のものなので、
実際の印刷になると
少し雰囲気が変わるかもしれません。

出版に先立って
朝日カルチャーセンター・京都で
3月に開講した関連講座も好評で、
次期開講のリクエストが多く、
次回の日程調整に入りました。

気功協会設立当初に
「育み」という
新しい気功の方向を
打ち出してから約8年。
その活動の成果が
一冊の本として結実しました。

失われた自然を取り戻すことは難しい。
だから、自然を自然のままに護る。
環境問題ではあたりまえのことが
人間の体にも言えます。

特に誕生前後の時期の
自然な成長の流れを
途切れさせない、つかえさせないで、
必要な時に必要なことをなし、
余分なことをしないこと。

そのことが私たち人類に与える恩恵は計り知れません。

これからお父さんお母さんになる人へ
これから生まれてくる子どもたちへ
子育て真っ最中の人へ
子どもに関わる全ての人へ
そして、この世に生を受けた全ての人へ贈りたい。


この次は、具体的な内容について
アップしていきます。

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手のひら療治

昭和49年に『手のひら療治』という本が錦正社から出ています。
著者は鈴木五郎という方です。

鈴木五郎さんは大正10年に京都鹿ケ谷の一燈園に入園し、
昭和4年に財団法人「光泉林」の創立に参加、
その「光泉林」が、京都山科区四ノ宮にある現在の一燈園です。

同4年の夏に「手のひら療治」創始者の江口俊博さんが
「光泉林」を訪れ、その初めての講座を開いたのだそうです。

江口さんは元長野中学の校長先生で、
西田天香さんが大正10年7月に『懺悔の生活』(春秋社)を世に出した
その直後に、天香さんに学校での講演をお願いしているという
何とも不思議な縁なのです。

江口さんは、息子さんの病気から民間療法を研究し、
その共通項をしぼりこんで、最もシンプルな「手あて」ということに
確信を持って取り組み、また効果を上げていきます。
そのときの発願がこう記されています。
「これはだれでも出来ることだから、全国民に、いや、全世界の人々に、人間である限りは、こうした大きな能力を授かっていることを自覚して、お互いに活用してもらいたい。」
そして、「手のひら療治」という名前をつけて普及していくことになるのですが、
江口さんは
「道具もいらず費用もかからず、ただお互いに当て合えばいいのだから、一燈園の方たちには最もふさわしい療法だろう」と、
真っ先に一燈園に教えに来られたのだそうです。

天香さんを筆頭に、当時一燈園にいた約300人の同人が「手のひら療治」を習うことになり、
『手のひら療治』著者の鈴木五郎さんもその中の一人だった訳です。

この本はなかなか分かりやすくてよい本なのですが、
残念ながら絶版になっているようです。

子どもが学校(燈影学園)の図書室で借りてきてくれたので、
読んでびっくりしているところです。

基本は気功協会でやっている「てあて」と同じで、
ただ手のひらが引かれる所に手を当てていくのですが、
その引かれていく感覚のことを「響き」と言っています。

整体の言葉を借りると「感応」ということになるかと思いますが、
「響きのあるところに手をあてる」と言えば、
なかなかよい言葉の響きです。

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クロワッサン

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3/10号のクロワッサンは
気功の特集
「誰にでもできる、気功のすすめ。」

メインは鵜沼宏樹さんの「簡単気功」
いわゆる「小功法」と呼ばれてきた
手軽にできて効果の高い方法。

今回の特集で
今までの「気功は特別なもの」という枠から
一歩前進した部分は評価してよい点でしょう。

ところが、いろんな人が、バラバラに
それぞれのオススメを紹介している感じになっていて
覚えることがたくさんあるような印象になっているのが残念です。

実際には、そんなにたくさんの動作を覚えなくても良いのですが
どうしても形がメインになりやすいということは
気をつけなければいけませんね。

何人もがスワイショウ(ふりこ)を紹介していて
同じような内容を少しずつ違ったように、重複して紹介しているのも気になりました。

私なら
まず気功全体の地図を広げます。
それは、従来の中国気功の伝統的な紹介のしかたではなく
気功というものの本質をゼロから整理し直したものです。

それから単純な日常の無意識の行為と気功を結びつけていきます。
あくび、笑い、のび、寝返りなどです。

次に姿勢の自然
立つ、座る、横になる
この3つです。

それから動作の自然
力を入れることと抜くこと。
動作を最小限に絞り込めば
前後、左右、ねじり
の3種類。

そこから簡単な方法を整理して紹介していきます。
スワイショウ(ふりこ)、波動功はぜひ出口さんに。
禅密功の基本の背骨の動きも外せません。

さらに、公園や森の中での気功。
目の前の生活環境を整えていくことの大切さ。
簡単な瞑想(静功)
気と心、これは加藤清先生に。
出産と子育て、これは岡田るんぬさん。
てあてと温法
日本の気功として、操体法と活元運動。
これは長谷川淨潤さんの紹介で。
さらに、野口体操の基本レッスンを羽鳥操さんに。

気功の考え方、練習の仕方を変えつつある福岡気功の会の動きも面白いし
全国の気功仲間の動静を伝えている、
会報気功生活の「北から南から」の様な記事も欲しいところ。

まだまだ気功の自由で、自然で、
生活に即した雰囲気が出ていません。

これは次回特集の楽しみということにしておきましょう。
今回の特集はまだまだ改善の余地があります。
「からだの自然」という主軸が必要です。

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気功・太極拳の呼吸法

D2006-3

雑誌 大法輪3月号
特集「心と体を整える仏教の呼吸法」が発行されました。

釈尊、密教、天台小止観、ヨーガ、整体など、
仏教を中心に様々な呼吸法が紹介されています。

その中で、「気功・太極拳の呼吸法」の部分を天野が執筆しています。
呼吸という自然の営みから気功の本質までを、やさしい言葉でつづりました。
4ページの中にコンパクトにまとまった広々とした気功の世界を楽しんでください。

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カラダにいいことココロにいいこと

anan
週刊誌  anan (アンアン)に
チョコッと記事が載りました

疲れを感じたら即実行!
ココロとカラダに効くクスリ22

という特集記事の3番目
「痛い場所には手を当てて癒す。」
(P20)が、それです。

紙面の関係でごく簡単にしか紹介できなかったので、
だれでもできる「てあて」の方法を
もう少し具体的に紹介しておきましょう。

今の季節におすすめのてあては「目のてあて」です。
「気功入門」(春秋社)にも書きましたが、
目をゆるめると神経系がゆるみ、ホッとできます。
まさに「ココロとカラダに効くクスリ」という感じです。

パソコンの疲れにも、年末年始のやりくりの疲れにも、
そして乾燥した肌のお手入れや、生理の不調や冷えなども、
簡単な目のてあてだけで解消してしまう場合があります。

それは、神経系がゆるむことで骨盤の動きが良くなるからです。
女性の方には特におすすめしたい「てあて」です。

具体的方法は、
まずほっとできるような環境を整えます。
ごちゃごちゃした環境の中や
急いでやったりしてもあまり効果のないものです。
部屋を適度に暖かくして、
ソファーにもたれたり、ベットに横になったりして、体を楽にします。

はじめに、手と手をゆっくりこすり合わせて、少し温めるようにします。
こうして、手のひらの自然の働き(=気)を高めておきます。

手のひらでふんわりと目を覆い、
ぽかんとして、
そのままゆっくり呼吸します。
吐く息を少し長めにするとゆるみやすいです。

そのまま2〜3分。
目の奥の方がじんわりと暖まってくるような
とても心地良い感覚があります。

静かに手をはなして、
ゆっくりと目を開き、
しだいに周りの明るさになじんでいきます。

周囲がはじめる前より明るく感じる場合がほとんどです。

その明るさの違いは目の錯覚のようなものとは違い、
大脳がゆるみ、骨盤がやわらかくなったために生じる変化のようです。

もし、「もうひとつゆるんだ実感がない」という場合には、
今までとても頑張り続けてきたために
疲れが抜けにくくなっている場合がありますから、
目の温湿布を併用してみてください。
これも効きます。

タオルを熱いお湯に浸けてしぼり、
たたんで、目にあてます。
なぜか電子レンジ式より、
熱湯式が断然いいです。

やけどしないように注意してください。
私は炊事用のゴム手袋をよく使います。

冷めてきたら、またしぼりなおして、
目にあてます。

Totalで6〜10分ぐらいが良いでしょう。

目のてあてと同じで、
ゆったりした姿勢でぽかんとしています。

生理の前後にもとてもオススメです。

本当にスッキリします。
イライラや頭のもやもや、不安までも
嘘のように消えてしまうから不思議です。

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POPが立ちました

pop

「気功入門」のPOPが立ち始めました。
写真はJR高槻駅前の大垣書店、
精神世界のコーナーです。

少しごちゃごちゃした絵柄になっているので、
個人的には改良版を作りたいと思っていますが、
POPが立っていることで、すぐ目につきます。

大きな書店には春秋社さんから
配布されているはずなので、
POPが立っていなかったら、
素敵な笑顔で店員さんに、
「春秋社から届いているPOPを立ててください!」と
みなさんからもお願いしてくださいね。

謝謝。

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見えない参加者の方々

「気功入門」の出版記念新年会のときに話し忘れていて、
みなさんにお伝えしておきたいことがあります。

それは、目に見えない参加者がおそらく数名いらっしゃっていて、
一緒に笑ったり楽しんでいたりしていただろうことです。

お一人は、去年6月に他界された、劉漢文さん。
さらに、整体法の野口晴哉さんと、野口体操の野口三千三さん、
そして、一燈園の西田天香さんです。

感想を伺っていた中に「私は本物と出会ったんだなあと思った」という方がありましたが、
それは私も同感なんです。
私が出会った本物をみなさんに伝えていきたい、
それも、だれもが自分でできるやさしさのレベルで、
というのが、この本を書いた一つの目的です。

そう、私が直接間接に出会った本物の方々、
その本当の意思を次の時代につないでいきたいという
エネルギーが、この「気功入門」の中にも、
気功協会の日常の活動にも今、生き生きと渦巻いています。

みなさんが「気功入門」という本と出会ったり、
「気功協会」という素敵な集まりに出会ったり、
「天野泰司」という一人の人に出会ったりすること自体は、
そうしたエネルギーの流れの中のある一つの現象にすぎません。

自然の働きとでもいうべき大きな流れが、
私たちを包み込んで動いていて、
その流れを真剣勝負で切り開いてきた先人たちも、
一緒にこの様子を楽しんでいるような気がしてならないのです。

会のはじめに申し上げたように
出版記念新年会の主賓は私ではなく「気功入門」さんでした。

みなさんで、この自然の流れをもりたてていきましょう。

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