上虚下実

気功の学校・マンスリー 2004年 第一期 4〜6月のテーマは、
上虚下実(じょうきょかじつ)
中国語のピンインだと shang xu xia shi

上虚下実とは、一般的に言えば、
「上半身の力が抜けていて、下半身が充実していること」ですが、
上虚下実の同義語に「虚心実腹」というのがあり、
こちらはかなりポイントが絞られていて具体的です。

虚心の「心」は心窩部 いわゆるみぞおちのあたりのことです。
実腹の「腹」は下腹部 いわゆる臍下丹田の位置です。

「虚」は、余分な力が抜けていて、ゆるんでいること。
「実」は、力がそこに集まっていて、張りがあること。

身体の滑らかな動作(=気功的動き)はこの虚実の入れ代わりによって行われていますが、
みぞおちは常に「虚」
下腹部は常に「実」
であれば自然で健康な状態、
いわばその人本来の能力が発揮しやすい状態といえます。

これは気功だけでなく、整体で腹部の観察をする場合も同じで、
この虚心実腹を実現することが整体操法の目的、
つまり、人間の心身を自然に整えていく時の目標になっているのです。

では、それをどうやって実現していくのか?
順序はまず虚心、そして実腹です。
まず、ゆるめほぐす。
そして、自然の原理に従う。

ちょうど、今度できた「気功入門ビデオ」の第1巻と第2巻
「楽々からだほぐし」と「自然の動きになじむ」になります。
入門の部分は深くて面白いです。

明日のマンスリー講座の報告もお楽しみに。

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