エレメンタリー3〜自然に動く
自然に動く
2009.2.15 天野泰司
3つ以上の関節が連なると、波のように動く。
ひとつの動きは他の動きを受け継いでいる。
体の全ての部分は、互いに影響し合うひとまとまり。
思考も全身に影響、一人一人もお互いに影響を与えている。
波は行ったり還ったりしている。
自分が出した波で還ってくる波も違う。
いろんな波があちこちから起こるが、結局は
自分がどういうありかたをとるか、ということが重要。
遠くの人に「揺れてくれ」と思ってもできないが、
自分がこうジャンプしてみよう、ということは簡単にできる。
互いの影響を考えるほど複雑になる。
まかせる。
何もなくなる。
まかせた状態のときに一番いい動きが勝手に見えてくる。
それしかない感じになる。
一瞬の、場における最良の動きは一つしかない。
選択肢は無限、その中から一番適した動き。
自然とは、瞬間にそのひとつを選んでいくこと。
今動く、ひとつの動きを見つけ続けていくこと。
動きをコントロールしようとしない。
ある目標に向かった努力をしない。
コントロールを手放し、なおかつ動きが途切れずあるのが、自然な状態。
今ある流れの中に入っていくほうが、正解率がずっと高い。
[禅密功〜波打つ]
体全部のゆるみのポイント、骨盤が変わってくるのが特徴。
骨盤が緊張したままだと、解決されない問題が出てくる。
骨盤がゆるんだ状態は、性が働いている状態。
いのちのエネルギー、最も野性的な部分。
いのちのエネルギーがつかえると、からだにこたえる。
解放されていると、生きていることが楽しい。
禅密功では「密処をゆるめる」という。
骨盤の底、という感じ。トイレに行けてすっきりした開放感に似ている。
ほっとして、背骨や体中がゆるんでいる。
物理的に波を作っていくのではなくて、
内から暖かさがあふれだして、骨盤が自然に動いてくる。とても気持ちがいい。
もうひとつ「慧目をひらく」。
頭のゆるみが大事。目で見るのではなくて、
思考によらずに、ひたいの真ん中あたりに窓が開いて
風が吹き抜け、光がふりそそいでいる感じ。
これは、経験をくずしていくためのひとつのツール。
ゆるみさえすれば動く。動きはいつもある。
とくに骨盤の中にある。
「こういうふうに私は生きていくんだ」というのは、
頭の中ではなくて骨盤の中にはっきりある。
意思を越えて、言葉でなく「もう大好き、抱きしめたい」そんな感じに近い。
9割以上は無意識の動き。
頭で理解して動いているのは、私達の本来のモード(自然)ではない。
体が素直に動いていけるモードは、誰の中にもあり
すぐにメインストリームになる。
小さな流れではない。
それが本流、そこにいけばいい。
| 固定リンク













最近のコメント