stepup終 全力で生きる
気功の学校・ステップアップ最終日 2011/3/21春分 天野泰司@山科
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いま日本中が全力を出している。
全力で生きる。=「全生」、
あますところなくいのちの働きを発揮して生きていくこと。
地震によって灯された火に従って、消さないように、萌え続けていくように
今何をなしていくのか、一緒に探していきましょう。
[座ったまま、ゆっくり体をゆらす。
動かしたい方へ、途切れなく。
だんだん止まっていって、静かに座る。
心にいろんな想いが浮かんできたら、
その思いに従って、またゆれる。また、静かに座る。]
ゆれることは、固定した思考がほどけること。
仮に分けると、できごとから思考が生まれ、
思いが生まれ、思いから感情が生まれ、反応が起こる。
できごとと、体の反応は切り離して扱うことができる。
気功では体を整える(ex.ゆれる)ことで、
心の悩みを調整していくことができる。
西田天香さんが関東大震災のときに立てた「3つの大願」。
個人として、国民として、人類として。
その二、「こくみんとしましては、
こわれぬところにざいもつをたくわへ、
たのしく、ぐわしんしようたんして、ちじょふにも、
こんかいのそんがいにますたからをあましゑるように」
臥薪嘗胆して、楽しく。
今、自分の立っている中で、全力を尽くしていく楽しさが
呼び起こされている。その波に入ってかまわない。
今回、流通などの復興のスピードはとても早く、
神戸の震災の頃はまだ混乱していたような気がする。
日本は天災が多く、
「天然の無常」と山折哲雄さんが表現されていたように、
自然の豊かさと、荒々しさ、私たちは両方を味わってきた。
被災地に向かい、何かしたいという思いと
災害にあった方達の「お世話になってありがとう」という思い。
長年にわたって、そうした暗黙の了解が培われてきた中に私たちはいて、
また、世界がそのことに注目している。
例えば大きな傷を受けて、体は七転八倒して治ろうとする。
今の状態も同じ。
自然の働きが自然のままにあるように、体と心を整えていく。
意識と無意識を、理性と体を分け
思考、意識を主体に動いていくのではなく、
自分の中にある自然、無意識の流れに乗り、主に据えて動いていく。
まず、大きな自然の流れに乗る。
体の部分にも、ひとりひとりにも、それぞれ不完全な部分があって
足りない処を補う働きが起こってくる。
大きな自然の流れが、体の中にはっきりあることをしっかりつかんでいれば、
意識・思考はそれを補い、微調整する働きをしはじめる。
今、打つべき最高の一点を。
休む、動き出す、やめる、また動く、自然の働きにはひとつも無駄はない。
今、最適な動き、最高の動きはひとつしかない。
澄んだ心、澄んだ体で選択していく。
それはゆるしている心、ゆるんでいる体。
それぞれの役割は違う。
いつも心を澄ませ、体をゆるめ、必要なことをやっていく。
役割とは、自らが楽しみつつ、全体の益につながること。
どういう役割をもって生まれ、生きているのかを体に聴いていく。
「楽しい」という字は、神に向けて鈴を振っている字。
神=自然とつながっている状態、
そこに自分が入っているかどうかが、いつも問われる。
自分の役割は、どこにでもある。
どんな処にいても、その場でできることを全力でやっていく。
社会的な役割は、どこにでもある。
仮のもの、仮の枠組と見ることで、自由になる。
全部捨ててもいいんだ、ということ。
[活元運動〜活元操法]、動きたい方へ動く。
今、最適な動きはひとつしかない。
・・午後・・
「全力で生きる=全生」の中に、陽の力、陰の力の両方がある。
陽の力=表に出ている、これならまかせとけといった側面。
力仕事ならok、絵を書くなら、計算ならまかせとけ、といったような。
陰の力=なやむ力、落ちこむ力、忘れる力、逃げる力など。
陰面を否定することは能力を閉ざすこと、
もっている力の全てを受けいれていく。
陰陽は、体のリズムとして現れてくる。
一日のリズム、昼活動して夜、休む。
私たちは陽面を見ていきがちだが、体にとっては陰面、休むことが大切。
その間に成長、回復、変化が起こっている。
陰の休んでいる時間を大切にしていくと、陽面もふくらみ
能力の幅が広がる。
時間ではなく深さ、眠りを深くしていくことが健康の秘訣。
一日の波、月の波、宇宙全体の動きが体に反映されている。
月の波では、一番高潮期に排卵、一番低調期に生理。
一緒にいると生理が同じ頃に起こることがあったり、
波と波は互いに影響を与え合っている。
年の波、今は春の波に乗っていく。
性の働き、=人の役に立ちたいと思う働きが強まり
新しく生まれ変わる時期。
[骨盤のてあて〜穴追い]
きょうはていねいなブロセスを踏むが、
澄んだ気持ちで最後のてあてをすることが、いちばん大切。
無意識に、確実なように思っていた交通システムや建物は、
無数の人がそうしたいと思ってきた努力の結果。
無くなってみて、その上に私たちはあることに気づき、
ありがたい思いが起こる。
家も、いのちも、今あることがありがたい。
そうして日々気づき、
ありがたいな、と味わうことが、枠が無くなっていくこと。
=自然界とひとつになっていくこと。
それは気功が目指しているところでもあり、
今、皆が思っていることでもある。
[宿題]
・後頭部、または骨盤に手をあてる。
・生活のひとつひとつを、ありがたいと感じて生きる。
(*ありがたくないと思われるようなことがあっても、
まず「ありがたい」と思ってから始めてみる。)
・お互いの足をなであう。
| 固定リンク



最近のコメント