2001.11.23-25 気脈の会・逗子 全国の気功仲間が集合!

 鎌倉と逗子の間の海に突き出した小さな漁港小坪。山あいにへばりつくようにして民家がひしめく狭い路地をちょいと登ったところに民宿紋次郎はあった。おだやかに凪いだ海に陽光が降り注ぎ、11月も末だというのにぽかぽかと暖かい。全国各地の懐かしい顔、新しい顔が次々とやってきては挨拶を交わし、それぞれのペースで書類を睨んでいたり、みかんを食べたり、冥想や昼寝をしたりしながら、そこらへんに転がっている。気脈の会の雰囲気はいつもこんな感じだ。
  今回のメインゲストは今ひっぱりだこの武術家甲野善紀さん。京大の学生さんをお供に、高下駄に袴姿、真剣を引っさげて到着。身のこなしに無駄が無く速い。18畳の部屋に40名ほどが鮨詰め状態の中、狭い所で見事な動きを見せる。外野席からの注文も多く、即座にまた対応するところがすごい。甲野さんが真剣を抜くと場の空気が一変する。気の場が変わるとはこういうことを言うのかと納得。これが誰かに習ったものでは無く、全部自分の感覚をたよりにして見つけ、練ってきたというのだから驚きである。気功も誰かに習うものから、自分で開拓していくものへと新しい段階を切り開く時期にきているように思う。
 紋次郎の裏山大崎公園に登ると、江ノ島の向こうに富士山が傘をかぶせるようにして浮かんでいた。三日間よく晴れて、すがすがしくもゆったりのんびりした充実の交流合宿だった。お世話役の関東気功会のみなさんお疲れ様でした。来年は11月前半の連休、北海道という話です。お楽しみに。 (あまの)


011125_kono一瞬の間に真剣を抜く甲野善紀さん(右)

左、木刀を構えているのは京大院生の弘田さん。

こうゆう瞬間を撮るとよく光の玉が写ります。
「たまゆら」というらしいです。







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夜の歓談中の一コマ。
足指にタオルをはさんで綱引き。

左福岡代表山部さん、右甲野さん。
さて、どちらが勝ったでしょうか?




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5日朝日を浴びながらの波動功。
札幌から参加の熊谷さんのリードで。

正面から朝日を受け、
心は水面に広がります。
「この、早朝練功が楽しみで」という
常連参加者も実は多い。





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大崎公園から海を見下ろす。

陽光がまっすぐに海へ降り注ぐイメージが来て、 シャッターを押すとそのまま写りました。
富士、江ノ島、大崎山の一直線の位置関係を考えると、
ここは昔の遥拝所、あるいは祭祀場であった 可能性が強いのではないか?

日ざしは春のようで、 海は驚くほど穏やかでした。

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2001.11.17 日常茶飯の簡単気功

 「気功は庶民のものだから、いろいろなやり方が出てくる中で自然に淘汰されて、簡単でよいものだけが残る」。松村健市さんの第一印象は庶民派自然流。一つ一つの説明がとても単純で納得がいく。武術や様々な身体技法を実践し研究してきたエッセンスが自然に滲み出していて、人にすごさを感じさせないすごさがある。
 「気功は決して難しいものじゃなく、寝たり起きたり、飯を食ったり、歩いたりの中でできるもの」とまずは目覚めの簡単気功からスタート。無理のない気持のよい動きに、自然にあくびが出る人も。呼吸法、関節ほぐし、拍打功、振動功、散歩功 などを続けるうちにあっという間に時間となりました。 よかったですよー。
 ここのところ 気功のエッセンスに触れるような講習が続いています。指導者や会員のみなさんもぜひ入門講座にいらして下さい。ベテラン講師たちが、長年練り上げたものを初心者にわかりやすく出していくこのシリーズは、シンプルな中に深みがあり、またそれぞれの個性が楽しいです。
  ちなみに今回、一番遠方からの参加者は熊本の会員さん。遠くからありがとうございました。


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好きな方向に手を楽々と伸ばしてゆるめる。
体や内臓も手につれて動く。
ねじりを加えても気持よい。
何度も繰り替えし、いろんな方向へ、
寝た姿勢でやるともっとよくゆるみます。

右側、両手をゆるゆると広げているのが松村さん。


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散歩功

両手の間に棒を持っているようにして歩く。
からだをあまりねじらず、
力を抜いて楽々歩く。
前に進むだけでなく、
後ろ向きにも進みます。

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2001.11.11 易筋経一日講座

 気功の古典「易筋経」。文字どおり解釈すれば「筋肉を作りかえる方法 」だが、その真相はいかに。
 宇治気功会の華学和博さんがまとめた10動作は、とてもシンプルで分りやすい。 古典を忠実に読み解き、気の変化の実感を追いかけながら 整理したというのだから本物の古典功法。
 古典と言っても、普通は○○先生の易筋経、××先生の五禽戯という形で習うのがほとんど。よく整理されそれぞれに面白いのだが、その形でやっている限りは先生のレベルを越えたものは味わえないのが難点。
  華学さん曰く「古典とは、だれが作ったかわからないが脈々と続いている功法」。その面白みは、直接ひもとけば、3000年、4000年前の記憶、あるいは宇宙そのものと共鳴し合う自分と出会えるところにある。となると気功の楽しみはつきない。
 さて、筋肉は変わったか? 一日体験しただけだが、少なくとも全身がとてもよく整った感じがある。気を通すということと、筋骨を整えることは同時に行われるということが今回の大きな発見でした。よく考えれば当たり前なんだけど、気を通すというと、ついついイメージだけになりがちなんですよね。
 気の調整も最初にあり、基礎から応用までとてもバランスの取れた素晴らしい講習でした。華学さんありがとう!


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第6動作「弓歩で荷車を引く」
会員のみなさんは「気功生活Vol.8 」15Pの解説を見てね。

左が華学和博さん。

足の力の配分は、「前4後6」だが
実感としては「ほとんど全部後」。


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休憩時間も熱心な受講者のみなさん。

立つ時はいつでも膝は内転、ももは少し外転。
すると、内巻螺旋の勁 が生じ、腰も自然にゆるむ。

「実際にさわってみればわかりますよ」
の言葉に 黒山の人だかり 。

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