2002.3.24 禅密倶楽部・先天3 瞑法 

 まだ3月だというのに、桜はもう五分咲き。今年は春が早い。春は花開く禅密の季節です。
 今月の主要功法は瞑法。これは原宣之さん曰く「脳を変える功法」とさすがにポイントをついている。原さんの直感力はやはりただものではない。ポイントは背骨のリラックスと目の使い方。背骨はスッとゆるんで真直ぐになる。これは禅密功の築基功をていねいにすればOK。ということで、前半は築基功をしました。築基功のポイントは「三点一線」。 ただ背骨を動かすのではなく、「重力線にそって背骨が動く」のが禅密の背骨の動きです。これも原さんの談。
 目の使い方は主に三つある。まぶたをちょうど半分に閉じること(半眼ではない)。視野を拡大すること。焦点を前後に結ぶこと。 すると自分の頭がつくり出す偏見から離れて、初めてそこにあるものが、そのありのままの姿を現す。見る方の意識が変わると、見られる側の状態も変わるという実験はなかなか面白かったです。
 次回は文武法。築基功も続けて練習します。

020324_sanhichi築基功の立ち方、
三点一線の体験学習

補助しているのは私(天野)

まず肩幅に楽に立つ。
そして、そのまま後ろへ
ゆっくり重心を移す。
急に支えがなくなったような不安感があるが、
そこが、背骨がブラ上がるポイント。




Sisiku_1
獅子吼の練習。

息を吸って、

一気に吐き下ろす。

声を出す気功はとても爽快です。





020324_mune事なのはムネ。
そしてセナカ。

ハートセンターが振動の中心なんですね。

後悔するより、笑う練習をして下さい
演技でもいいです。
笑えない人は、回りの人が笑ってあげる。
はっ、はっ、はっ、は …

笑いの振動は人を元気にしてしまいます。
重力波の研究が面白い。近々研究所もオープンしますよ。

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2002.3.16-17 こころの気功・3月号  

 山部嘉彦さんの「こころの気功」が佳境に入ってきた。結論から言おう。こころの気功とは何か。どうすればこころの気功になるのか。気功を通じて心を整える、心の鍛練をどのように行えばよいのか。
 その答えは、単純で深い。 一言で言ってしまえば「心をどのように認識するか」ということだったと思う。つまり、心というものへの本質的理解が深まれば、気功の練功によって、理想的な心の状態に導くことができる。
  とりたてて特別な功法があるわけではない。むしろ、これこそが「心の気功」であるという類いのものは、一度は疑ってみた方がよい。同じ気功をしていても、どのように気功を理解するかで練功の質も結果も違ってくるということだから、気功をする人にとって、このことこそが大問題。
 山部さんは心の進化をまずたどった。心はどのようにして進化発達してきたか、そこにまず一つのヒントがある、と。進化の筋道を背骨の運動としてたどり、臓腑の生成過程を気の運動として再現してみる。身体感覚を通じて心を理解する。その具体的な感覚が気の感覚。手のひらの感覚だけでなく、全身にセンサーを働かせ、その変化を具体的に体験し、再現していく。
  気功は新時代を迎えた。とらわれの気功から自立の気功へ。その一歩を今私たちは踏み出した。


020316_hito_1背骨の記憶。ヒト。
上を向いて空想する感じ。

ヒトになって真上という感覚が生まれた。

今月は、
ヒトから順に原初生命体までを
逆にたどってみた。

順逆どちらからでもOK。




020316_sentui仙椎の気感を誘導する。

仙椎だけを上から吊り上げるようなつもりで
ゆっくり息を吸いながら腰をわずかに浮かし、
ゆっくり息を吐きながら腰を下ろす。

1、2回で、仙椎に熱感が出る。
刺激が大きいので、多くとも5回まで。
終わったあとは、骨盤の調整を、からだに聞きながらすること。


020317_suitosei_1垂椿勢(スイトウセイ)の練習風景。
内から外へ膨らむ力が出てくる。
「勢」とついているのは内在した運動とその力を示す。




020317_kokasiki_1三円式站椿(サンエンシキタントウ)の高架式。
顔の高さまで腕を持ち上げる。

腕が外へ張る力だけではこの形は維持できない。
肩井穴(ケンセイケツ)をゆるめ、
肩から足裏まで気を通していく。





020317_matome最後の追い込み中の山部さん。

内臓は記憶の貯蔵と再生の処。
脳は未来を予測する力。
この二つは言ってみれば心の陰陽。

「内臓」と「骨格」と「自分という意識」。
この三つが心の気功の三本柱でした。




020317_nenkei 仕上げは、
粘勁(ネンケイ)の練習。

どの気功も
そのやりかた、
その体感のしかた、
その認識のしかたで変わってくる。

粘勁には、
形以上に、特別な気の感じがあります。

あ〜、一日よく動いた。
外だけでなく、内も!




020317_bongu_1お蕎麦屋さん「凡愚」の入り口はこちら。

お昼に1時間待ったかいはありました。
かもなんの太麺とおろしの細麺 。
陰陽をなす別世界の味。
一日限定10食の
手挽きそば粉の麺も
今がおすすめ。

元氣!のすぐそば。
一度御賞味あれ。

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2002/3/3 野口体操の世界  

3月3日ひな祭り。大阪のカルチャースペース元氣!には約50名が集い大にぎわい。
あんのますみさんを講師に迎えての「野口体操の世界 」は本当に素晴らしい場だった。
午前中は野口三千三先生のお話しと、ビデオ「自然直伝」。
話が進みだすと、あるところからスーッとした感じになり、野口先生の生きざまや言葉が直に響くように伝わってくる。ビデオで初めて動き話をする三千三さんを見た。この人の存在はやはり、とてつもなく大きく深い。特に日本の気功を考える上で、その自然直伝の思想と実践体系はなくてはならないものの一つであると確信した。
三千三さんは「『さはやか(爽)』という感じを持つことができる状態を『しあわせ(幸)』という。『さはやか』とは60兆の細胞の『風通しがいい』ことである。」という。これはそのまま気功で言う『放鬆(fangsong)』のこのうえなく上質で透明感のある説明となる。三千三さんの「自然に貞(き)く」という態度は徹底していて、そこから学ぶべきことも実に多い。鞭の構造を説明し、たるんだ紐に触れさせ、折り紙の蛇を動かして笑う。自然の動きは無理がなく精緻で美しく感動的である。野口体操のレッスンはそのままの自然に遡るレッスン。人間の動きの美しさが心を打ち、目を釘付けにする。ビデオで見た動きをやろうとしても、なかなかそのように綺麗にはできない。まだまだ体との対話が不足しているようだ。
あんのさんのレッスンは、 自由でのびのびとしていながら、とても細やかで微妙な感覚がある。また、野口体操を自然な感覚で受け取り、また独自の発展もさせている。一人一人の中で生き発展する野口体操。これこそが三千三さんが思い描いていた野口体操の未来形にちがいないと思った。「ほ」の音を使った「ほぐほぐ」レッスンや、細やかなゆすりを使ったからだほぐしは、本当に気持がよい。
気功のレッスンもこうした、伸びやかで繊細な自然の美しさを目指していきたい。(あまの)

020303_anno_1うでまわし」 の説明をする
あんのますみさん 。

どこから「うで」ですか?
足の裏から全部 「うで」ですよ。






020303_stonpa_1ストンと真直ぐ鉛直に落ちて、
そのままパッと自然に伸び上がってくる。
真直ぐ自然に落ちれば
楽々サッと上がってきますよ。

左は二人で「ストンパ」している様子。
二人でやるとごまかしがききません。




020303_brasage_1「上体のぶらさげ」のレッスン。

下へ重さをあづけるときも
上にからだを持ち上げる時も
自然に、そして丁寧に。




020303_misao_1体操の操の字

元をたどるとこんな形。

口の字は、
目鼻口の口ではなくて才(サイ)であり、
いうなれば神への手紙を入れた器。

神様への願いごとを書いて
木の先にくくり、
手に持って振り、
神に伺いを立てた。

体操とは
体に貞(き)く、占いである。








020303_tamago_1テーブルの上にすっと立った生卵。
私が四苦八苦していると、
参加者のNさんが
講座終了直前に立ててくれました。
ありがとーう 。

微妙なバランスがとれる一点で
とっても安定してそこに立っている感じです。
ぜひ自分で試してみて下さい。
逆立ちの感覚もそうですが
立つという感じが変わります。

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