2002.9.28〜29 いのちの学校・京都 真如山荘

 ほんのりと秋の気配が漂いはじめた京都。吉田山の裾野、黒谷と呼ばれる小高い丘の北側に真如堂はある。もう1月ほど後には、燃えるような紅葉の赤に山全体が染まる、いわずと知れた京の秋の名所である。「いのちの学校」は真如堂の研修道場である真如山荘で開催された。
 この講座は、気功協会を設立した時から最もやりたかった講座の一つ。「育み」という視点こそが、気功協会を生み出した大きな原動力であった。
  人間というものを観ていく時に、その自然の成長過程を見守っていくことがとても大切だが、その自然を乱すことが今の世の中には悲しいほど多い。身につけてしまったたくさんの先入観を捨て、無垢ないのちそのものと向き合うこと。そこから原点に戻り、新しい未来が開けるはずである。
 いのちの学校は、自然の出産と育児の学校。ただし、ここで学ぶのは何々式の育児法ではない。ただ自然の発育を見守り、気をあつめ、その都度のタイミングにおいて最も適切な対応をしていくことのみが示されていく。自然の原則はあるが、マニュアルはない。誕生前後の時期は、最も繊細でいて変化と成長は驚くほど早い。大人の常識はあてはまらないし、感覚が鈍っていれば子どもの欲求がわからない。従って自然の勘を磨いくことが育児の急処である。
 理想の講師像は、出産経験のある女性で、身体感覚が磨かれていて、充分な知識と観察の技術と経験があり、なおかつ形式にとらわれない自由な感受性をもっている人。そのはまり役が、今回お招きした氣道の岡田るんぬ(きく江)さんだった。講座は出産前、出産後と続き、期せずして、自らのいのちの原点に、何度でも安心して戻っていけるような流れになった。 心と体の自然を追求してきた氣道のメインスタッフとしてのキャリアはやはりただものではなかった。
 いまだに子どものようなこまやかな波動に包まれているような気がする。

さあ、今度は「野口整体の世界」
 私たちひとりひとりの命が輝くために、
 野口晴哉氏は何を残したのか?
 ベストシーズンの京都で、
 整体の世界を旅してみましょう。

真如堂の正面
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紅葉がわずかに色づきはじめています。








講師の岡田るんぬ さん
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今回は福井まわりで
永平寺にも寄って、
京都へ来てくれました。





020928_wa輪になって自己紹介

年齢順につながり、父の名、母の名、と、
自分の名前を紹介する。
まるで連綿とつながっている人生の見取り図。






020928_yuki愉気の実習風景

妊娠したら、だんなさんが愉気するのが一番。
親子三人の自然の気の交流です。







020928_sido2講座終了後の個人指導

4人の氣道スタッフが各自自分でできることを
ていねいに指導してくれました。
氣道の総合指導はオススメです。






020928_omen夕食は銀閣寺の「おめん」に

おつゆの中にたっぷりの胡麻と
季節の野菜を入れて、
湯で上がった麺をつけて食べます。





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朝日の中で練功

背骨を動かす先天の気功。
笑いの法(あ〜楽しかった)と、
あかちゃんに戻る気功も講座の中でしました。





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仙椎の位置を確認

仙椎2番の位置は、よく覚えておきましょう。







020929_sanjyokuご存じ!?産褥体操

産後の骨盤調整の秘法。
段差を利用して、仙椎2番を角にあてて、
腰幅で、左右が揃うように、足を持ち上げようとする。
骨盤がきちんと閉じるので、若々しくなり、ちょうどよく痩せます。

スローモーション体操
020929_slow1こちらは産前の骨盤調整
としてよく使います。
順序により、やせる体操にも、
太る体操にもなります。

1.足先を外に向けて、
 ゆっくりしゃがみ
 ゆっくり戻る(各45秒)

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2.足先を内に向けて
 ゆっくりしゃがみ
 ゆっくり戻る(各45秒)




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3.そのまま、
 前に倒れて、
 後ろに戻る。

ミスタースローモーション体操
といえば、
この人?



真如山荘の前で

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2002.9.23 秋の禅密倶楽部 基礎編・実践編

 今秋の禅密倶楽部は少し形態を変えて、基礎編と実践編の二部構成になりました。
  基礎編の第一回は背骨のゆるめ方。背骨は構造的にも神経的にも体の中心。骨というものは本来力が集まる場所にできます。背骨はまさしく重心がそこにあるべき場所。この重心となる場所がゆるめば全身は必然的にゆるんでしまいます。そして脳と脊髄とは中枢神経、つまりひとつながりの心身の情報処理センターですから、背骨をゆるめることは全身の自然な情報の循環を回復し、また脳の機能そのものを活性化していくことになります。
 これだけ説明すれば賢明なみなさんはすぐ背骨をゆるめることの驚くほどの効果を想像できるに違いありません。問題は背骨の動きをどのようにして回復するかです。
 今日のレッスンは、まず背骨が一番楽になる最適ポイントを探すこと。これが背骨をゆるめるために最も大切な部分です。それから実際に前後左右などの背骨の波の動きをやつてみる。
  急に肌寒くなったせいか、肩の部分の動きが鈍く、うまく連動がとれない方が多かったので、肩の動きを中心にして前後の動きをていねいに続けてみました。
  気功は穏やかな動きの中に本質的な身体変化を秘めていますから、ていねいにやれば必ず具体的な変化があります。午前中の基礎編も忘れずに参加して下さいね。

 午後は一転して「火の法」。 これからの季節に最適の功法です。体が芯からホカホカ温まります。
  次回10/20にも簡単に復習しますから、今回参加できなかった方はぜひいらして下さいね。
  これはやはり直伝でないとできませんし、みんなでやると分かりやすいです。
  次回の中心は「笑の法」。原さん曰く「笑いは先天の世界への初めのスイッチ」。
  気功は地味で内向的なものと思っている方はその常識を今すぐ転換しましょう。
 気の動きは本来とてもダイナミックなものです。
  じっくりと精神性を深めると同時に、体の底から沸き起こる息吹を直接的に体感していきましょう。(天野)

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背骨のニュートラルポイントを探す

背骨が空気中に浮かんだような
微妙な感覚の生じるポイントが必ずあります。
前後左右にゆらしながら探してみます
慣れるといつどこででも
スッと背骨が浮いた感じ になり、
とても便利です。
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肩の連動を助ける

前後に波打つ時に
肩の前後の運動を少しだけ強調してみます。
背中が開く感じと
胸が開く感じとが交互におとずれ
背骨の波と
自然につながります。
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可動性を広げる

肩の動く範囲を確かめてみます。
関節の自由度は
周辺筋肉のしなやかさに加えて、
身体感覚の自由さにより
変わってきます。
大きく後ろへ、そして前へ、
反動ではなく、また力でもなく
ゆっくりていねいに
動きの範囲を確かめながら
動かしてみます。
ていねいに行った動きは
からだの記憶として
定着し、可動性も
本来の自由度まで広がります。


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カミアウ

実践編のスタートは
かみ合う話から
陰と陽がかみ合う
天、地、人がかみ合う、そこが大切です。

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玉を回す

原さんが持っているのは大理石の玉。
玉に三種の回転を与える
手の中で玉をころがす
原さんの発想も
この玉のように
いつも回転し続けていて、
私たちに
いろんな啓示を与えてくれます。





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「五心通」の練功風景

自然と交流するための
基礎的な訓練方法です。
とても落ち着いた静寂な感じに
包まれています。

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2002.9.14-16 自然身法・那智合宿

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 那智勝浦の大自然の懐にいだかれての、3日間の気功合宿。
 関東から九州まで、37名の老若男女が集いました。
 会場は那智の滝を眼前に見渡す青岸渡寺の宿坊尊勝院 。上の写真は尊勝院の大広間から撮ったスナップです。青岸渡寺は西国33ケ所観音霊場の第一番札所。そしてその隣には熊野三山の一つ熊野那智大社があり、古くからの信仰の場になっています。熊野の信仰は特定の宗教というよりも、そこにある自然そのものが信仰の対象になっています。観気で訪れた妙法山阿弥陀寺の住職さんは、「熊野の自然そのものに触れ、各々に感じるものを受け取ってお帰り下さい」という意味のことをおっしゃっていました。地元の方との縁で、色川神社や禅定林寺など、普通にはなかなかうかがうことのできないとてもよい場所にも案内して頂きました。
 功法は波動功と倍音共鳴法を中心に、臥法や一氣呵成法なども実習しました。
 現代生活を楽しむ私たちが自然と交流するためには 、体の自然をとりもどすことが必要です。波動功や倍音共鳴法、一氣呵成法などは、自然と響きあい、自然との一体感を得るためにとてもいい気功です。
 しかし、一歩足元を振返って自らの生活を顧みる時にそこに生かされるものがなければ、気功も単なるレジャーの延長となってしまうでしょう。 ここで体験したことがどう日々の生活に生かされるかということを課題に、みなさん無事に帰路につきました。

 講師役の出口衆太郎さん、色川のみなさん、そして参加者のみなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。 また、ご一緒しましょう。(天野)


020916_sonshoin尊勝院の正面入り口
お滝の音がずーっと聞こえている素晴らしい宿です。
縁側からのお滝の眺めや、トイレの窓からの景色も絶景。







020914_habataki尊勝院の大広間で
波動功の「はばたき」の動作
夜の講座は地元の方々にも参加して頂き大にぎわいでした。





「ゆらぎ」の動作
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胸前から開く。
力まず自然に。
全身がゆるやかに
開いていく感じ。




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胸前に閉じる。
全てが
中心に集まってくる感じ





《2日目》

早朝練功はお滝の正面で
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朝晩のお滝は貸切り状態。
雑踏もなく、本当に清々しい場になります。
みんなで倍音共鳴法をしました。
お滝の清水もおいしかったです。

ほとんどの みなさんは早起きして、
5時からの青岸渡寺本堂でのおつとめにも参加しました。




阿弥陀寺本堂
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妙法山山頂に近い阿弥陀寺。
この日は霧がかかって、
お山全体が
幽玄な雰囲気に包まれていました。

地元では、
亡くなると、
魂はここにやって来て、
一つ鐘をついていく
と言われているそうです。


阿弥陀寺の奥の院へと続く道
020915_okue時間の都合で入り口のみでした。
今度は時間をとって山頂の奥の院も 訪れてみたいですね。





色川神社
020915_irokawajinja乗用車5台を連ね
山道をぐんぐん下っていくと
色川村にたどりつき、清流のほとりに
古くから鎮座する色川神社に出ました。

緑が深く対岸には切り立った岩があり、
とても気持のよいところ

このあたりは銅などの鉱脈もあったらしい。


色川神社横の清流
020915_seiryu古代の人が
ここに社を作りたくなった
気持がなんとなく
わかるような気がします。





禅定林寺にて
020915_zenjourin左がご住職の西村祖融さん
村の人の手作りで、4年ほど前にできた
とても清々しい 修行道場です。






020915_sosin写真中央が副住職の西村祖心さん
地元の方も参加して
気功をし、お昼を頂きました。
用意して頂いていたおつゆと漬け物本当においしかったです。
心もあったまりました。





八幡神社のお祭り
020915_fune9/15は、偶然八幡さんのお祭りでした。
レンタカーを返した後は
自由行動にして、温泉などを楽しみました。

夜は、臥法と一氣呵成法でみなぐっすり。





《3日目》
020916_genseirin二の滝、三の滝を目指して

お山に入ると、そこはもう原生林。
37名全員で出発。



020916_wataru途中川を渡ります

ちょうど二つの川が出会って
一つの流れになるところ
この流れの下は一の滝、那智の大滝です。


大滝の上の清流
020916_otakiue倍音共鳴法を始めると、突然大雨が。
自然の禊のようでした。







無事お山から戻り、お滝を望む
雲が龍のように峰の間を昇っていく
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しばし自分に戻って

各々合宿の感想を書いてもらう。
ゆったりした時間が流れる。
窓の外には滝が有り、
そのままの自然がある。



《おまけ》

那智大社へと続く古道 大門坂
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この石畳は本当によく滑ります。
下りは特に要注意です。




ホテル浦島名物
020917_kame無料送迎船はやっぱりカメ。
洞窟温泉の忘帰洞は左、
玄武洞は右がオススメ。
時間により男女入れ代わります。



熊野名物 やたがらすビール
020917_yatagarasu苦味の効いた「天」と、香り立つ「地」 の2種。

勝浦港前のパン屋さん 木村屋のカレーパン をあてに 。
木村屋のパンは素朴な手作りの味で なかなか美味しいです。

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2002.9.1 気功入門 元気のツボとコツ

 元気になるためには、押さえておくべきツボがあり、ちょっとしたコツがいります。
それも、難しいことではなく日常的な範囲で自然にできることならば、だれもが健康になれます。そんな元気のツボとコツを鍼灸治療や東洋医学にも詳しい萩原邦枝さんに丁寧に教えてもらいました。気功で良く使うツボはもちろん、自分でできる全身の按摩功や軽いほぐし運動など、すぐにできるやさしいことのスタンダードナンバーが網羅されていました。

 気功協会は「だれもがやさしくできてこそ気功」と考えているので、そうした意味でも本当に気功らしい充実の講座でした。次回は市民健康塾で続きをお願いしようと思っています。

鼻の横を上下にこする

020901_hanaげんこつをつくって、
親指の関節の所を使ってこすっています。
穏やかに上下を繰り返します。
ちょっとした鼻づまりなら、
スーッと直に通ってきます。
慢性的なものも
毎日続ければ効果ありですよ。






耳を引っ張る
Kunichan1





顔のマッサージ
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顔を洗うようにおだやかに撫でます。
簡単なことですが、これだけでも気分一新、リフレッシュできます。






020901_atama 頭をたたく

手のひらで軽くたたきます。
手のひらではさむようにして
穏やかな振動感があります。






020901_kubi首をゆるめる

指を軽く組んで、
首をはさみます。
肘を寄せると
適度な心地よい刺激が
首に伝わります。
首の角度も気持よくしてください。





020901_koshi腰をなでる

気功も締めくくりに近づくと
よくこうした光景を見ます。
腰は腎、すなわち先天の気の宿るところ
言い換えれば元気の源なんですね。





みなさんもやってみて
気に入ったこと、気持よかったこと を
ぜひ続けてみてください。

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