2002/3/3 野口体操の世界
3月3日ひな祭り。大阪のカルチャースペース元氣!には約50名が集い大にぎわい。
あんのますみさんを講師に迎えての「野口体操の世界 」は本当に素晴らしい場だった。
午前中は野口三千三先生のお話しと、ビデオ「自然直伝」。
話が進みだすと、あるところからスーッとした感じになり、野口先生の生きざまや言葉が直に響くように伝わってくる。ビデオで初めて動き話をする三千三さんを見た。この人の存在はやはり、とてつもなく大きく深い。特に日本の気功を考える上で、その自然直伝の思想と実践体系はなくてはならないものの一つであると確信した。
三千三さんは「『さはやか(爽)』という感じを持つことができる状態を『しあわせ(幸)』という。『さはやか』とは60兆の細胞の『風通しがいい』ことである。」という。これはそのまま気功で言う『放鬆(fangsong)』のこのうえなく上質で透明感のある説明となる。三千三さんの「自然に貞(き)く」という態度は徹底していて、そこから学ぶべきことも実に多い。鞭の構造を説明し、たるんだ紐に触れさせ、折り紙の蛇を動かして笑う。自然の動きは無理がなく精緻で美しく感動的である。野口体操のレッスンはそのままの自然に遡るレッスン。人間の動きの美しさが心を打ち、目を釘付けにする。ビデオで見た動きをやろうとしても、なかなかそのように綺麗にはできない。まだまだ体との対話が不足しているようだ。
あんのさんのレッスンは、 自由でのびのびとしていながら、とても細やかで微妙な感覚がある。また、野口体操を自然な感覚で受け取り、また独自の発展もさせている。一人一人の中で生き発展する野口体操。これこそが三千三さんが思い描いていた野口体操の未来形にちがいないと思った。「ほ」の音を使った「ほぐほぐ」レッスンや、細やかなゆすりを使ったからだほぐしは、本当に気持がよい。
気功のレッスンもこうした、伸びやかで繊細な自然の美しさを目指していきたい。(あまの)
どこから「うで」ですか?
足の裏から全部 「うで」ですよ。
ストンと真直ぐ鉛直に落ちて、
そのままパッと自然に伸び上がってくる。
真直ぐ自然に落ちれば
楽々サッと上がってきますよ。
左は二人で「ストンパ」している様子。
二人でやるとごまかしがききません。
「上体のぶらさげ」のレッスン。
下へ重さをあづけるときも
上にからだを持ち上げる時も
自然に、そして丁寧に。
元をたどるとこんな形。
口の字は、
目鼻口の口ではなくて才(サイ)であり、
いうなれば神への手紙を入れた器。
神様への願いごとを書いて
木の先にくくり、
手に持って振り、
神に伺いを立てた。
体操とは
体に貞(き)く、占いである。
テーブルの上にすっと立った生卵。
私が四苦八苦していると、
参加者のNさんが
講座終了直前に立ててくれました。
ありがとーう 。
微妙なバランスがとれる一点で
とっても安定してそこに立っている感じです。
ぜひ自分で試してみて下さい。
逆立ちの感覚もそうですが
立つという感じが変わります。
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