2006.7.14 妊婦さんに気功を教える
「教室に妊婦さんが来られているんだけど、気をつけることはありますか」。
ちえみさんのリクエストで、事務所でグループレッスンが開かれました。
とてもいい講座でしたので、まとめてみたいと思います。
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妊婦さんに気功を指導する要点
@2006.7.12 気功協会事務所 講師・天野泰司
妊婦さんの感受性は普段よりずっとあがっているので、
講師側も感受性を高める必要がある。
主体は赤ちゃんにある。
赤ちゃんを輝かせるために、母体の心身を整える。それはそのまま赤ちゃんに伝わる。
妊娠と同時に野生の勘が高まる。妊婦さん自身がしたいことをすれば、
他に何もする必要はないが、
その勘をストップさせているものが何かをみて、そこをほぐしていく。
妊婦さんの状態はつかみやすいので、うまくつかんで
生き物としての勘を働かせるように誘導していく。
妊婦さんや、生理中の女性は型にこだわらないで指導する事が大切。
動きたい方へ余分に動くように。
逆にすると狂いやすい。
型のために型があるのではなく、
型は、常に型を超えていくためにある。
そのことを知った上で型を習うと型が役に立つ。
整った立・座・眠に導く事も必要。動作の仕方の指導も必要。
不安について。
本人は、不安を乗り越えていく力がある。
周りの不安がひっぱってしまう。
生まれる事は本能的、自然で楽なこと。
伝える側が心底そう思い、根性がないとそれは伝わらない。
不安の経験は、いいお産を見聞きし、それが重なっていくことでも解消していく。
悪いイメージは先走りしやすい。
特別な事がニュースになり、悪循環がおこる。
不安には、明るい光を増やすこと。
それには、笑うこと。
不安が体のつかえとしてどこかにあるので、まず体をうごかすことが大事。
アイヌの産婆、青木愛子さんはさまざまのことが「見える」人だった。
多くの赤ちゃんをとりあげ、失敗はなかった。
(吉田・手をみて「今度女の子抱いてこい」って言われた。
全然妊娠していることに気づかなかった。)
その青木愛子さんが「赤ちゃんは喜びながら生まれてくる」と言っている。
出産は本来、喜びの形。
実習〜妊婦さんが自分ですること
体の状態としては、まず腰のねじれをとること。
腰椎3番がねじれていると出産がスムーズでないので、
まず自分でねじってもらう。
正座またはあぐらで、少し腰が上にのびる感じで、好きな方から左右ゆっくりねじる。
楽なほうをみつけて、少しだけ多めにねじり、ふわーっとゆるめる。
しばらく休む。
これだけでねじれがとれる事が多い。
あぐらで座り、左右にゆっくりゆれる。
感情がほぐれていく。微笑んで。
お散歩もよい。重いものを持たないように。
活元運動ができるとよい。改めて習う必要はないが、出産直前までしてよい。
出産自体が活元運動。
てあてを順番に。生殖器系統から。
耳の後ろ、耳下腺に手をあてる。
耳の前に小指、後の指は耳下腺を包むように。
手をクロスして、脇の下にてあて。
親指が胸の上あたり、後の指をわきではさむように。
暖かくて気持ちいい。
手が挙がりにくいのも、楽になる。
両方のわき腹に手をあてる。
おなか側に親指、腰側に後の指。
ねじれがとれる。
内股。内くるぶし。
神経系統。
目。手のひらをくぼませて、中央を目にふわっとあてる。
乳房。包むように。
胸をなでおろす。
ゆっくり、息をはきながら。
みぞおちにてあて。
おなかにてあて。
いのちにふれていること、一緒に育っていることを実感してもらう。
赤ちゃんが大きくなってきていたら、後頭部に。
実習〜妊婦さんにしてあげること
座ってもらって、横から後頭部のいちばん出っ張っているところにてあて。
反対の手はおでこに。軽く軽く、支えているだけ。
目のちょうど裏側あたりのくぼみ、妊娠活点。
両方の親指を横に使って、他の指は顔側に。
肩甲骨活点。つばさのつけねあたりのくぼみ。
親指でじーっとてあて、後の指は肩甲骨にふわっとあてる。
耳下腺、腎臓、脇腹、腰椎3番、仙椎2番。
実習〜赤ちゃんにしてあげること
後頭部、おなかのてあて。おへそのまわりに。
赤ちゃんにお話をきちんとしていくこと。
一人ではない事を意識して動くこと。
「育てつつあることの自覚をもつ」こと。
たとえば気功をするなら、「いっしょに気功をしようね」と。
話しかけている子は、生まれてからも話が通る。
「これはだめなんだよ、ごめんね」と言えばわかる。
てあてをしたこどもは、あらためて大きな調整をする必要がほとんどない。
自分で整ってしまう。
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おなかに赤ちゃんがいる気で話す天野の誘導に、
全員おなかに赤ちゃんがいる気になって
ゆったり、輝いた時間を持った
とてもいいレッスンでした。
ありがとうございました。
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